3面マルチのシステム
質問があったのでお答えしておこう。
昨年のInterBEE2006のローランドのブースでの映像演出である。
たぶん、全会場内でもっともワイドな映像演出であったと思う。
4:3スクリーン3台を横につないだ、12:3画面。
これまで、ハイビジョン対応のミキサーV-440HDを3台連携したものであったが、
今回はV-440HD1台と新発売となったV-44SWを2台を連携したのが新しい。
ソースとしては、SD、HD、そしてパソコンのRGBどれでも対応、
ミキサー・スイッチャー3台が連携されるので、ソースとしての分割素材は準備は不要。
カメラの映像を入れればリアルタイムに横長3面に展開する。
この時用意した素材は、HDVカメラ、SDの映像素材のリアルタイム・プレゼンター、
ビジュアル・シンセサイザーCG-8(RGB)、パソコンRGB(1280×768)
とバラエティーに富んだものであるが、
これらを、シームレスに任意のアスペクト比で送出できる。
V-44SWは2Uラック・タイプなので、コンパクトなセッティング可能。
V-440HD2台を置き換えることで、スペースだけでなくシステム価格で80万円は安くなる。
いずれにしても、このワイド映像は見るものの視覚に大きなアピールを与えることができる。
詳しいスペックなどはサイトをご覧ください。
http://www.roland.co.jp/video/video_mixer/V-440HD_detail1.html
この時はキャノンさんのご好意で、HDVカメラをお借りできた。
従来では予め、3面分に当たる、左、中、右の映像を別々に作り、同期再生するという
時間、コストのかかるところ、リアルタイムという一気に可能性を広げた訳である。
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