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2007年4月21日 (土)

キャノン HV10の評価

 ということで早速ためし撮りをしてみた。本番でいきなり使う方はまずいないと思う。
 機械に慣れるのなら好条件で撮影でOKだが、機材の癖を知るなら、限界的な撮影も挑戦しておくと良い。電源ONから撮影まで、スタンバイから録画までの時間・タイミング。寄りでのピント範囲、テレでの近接距離、暗いところでのノイズなどなどを確認しておくと良いだろう。

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 さて評価である。最近のカメラと同様、ワイド端はやや不足ぎみである。
カメラ録画で画面中央に撮影を始めてからの秒が出るには最初閉口したが、アマチュアには1カットの撮影が短い、逆に意味無く長い方も多いのでそれなりに出来ている機能のようにも思う。

 オートフォーカスは最近のSONYの小型カメラよりずっと早い。多くのオペレーションタイミングに関しては最近のHDVカメラの中では気持ちの良い部類である。

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 操作は配置などもなかなか工夫されており、同一面・位置に集中配置してあるので使ってみると使い易い。再生時の音量は探してしまったが、メニューダイアルのアップダウン、使ってみると自然なオペレーションである。

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また、液晶の表示も明快で、見やすく、分類・アイコンも判り易い。また電源ONでHDVロゴが青く光ってなかなかスタイルも良い。

次に編集対応であるが、まずHDVながらVAIOのDV Gateなどアプリでは使えない。最初の機器認識で跳ねられてしまう(あえて画像は乗せない)。
従って、VAIOで編集に使う・・・という方にはお勧めできない。

さて編集専用機DV-7で使う場合である。まずHV10での設定はi-Linkを外して、MENU→再生/出力設定→DV端子=DV固定とする。

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 あとはいつものような取り込み操作である。編集では1点注意が必要だ。DV分割を行うとカットの最初3コマほど前の画がはいる。
パレットのサムネイルはカットの始めの画が出るため、再生すると違う画が出て困惑するだろう。

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対策は簡単で編集はパレットでまずカットIN-OUTを決めてしまい、それからタイムラインに貼り付ければ問題ない。直接タイムラインに貼り付けてしまわないことだ。
(おそらくDV変換する際のカメラ側での問題かと思う。)

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スタジオエディションではDV-7側で設定→DVアスペクト設定=16:9(フル)とすることでオートワイド対応となる。ということでHDVで撮影してDV-7で編集する、編集結果はDVDレコーダーでDVD化すれば良いだろう。(自分の場合は簡単にVAIOのDVD用アプリを使う場合も多い)

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