週刊「昭和タイムズ」64年の記録と記憶
このブログは60年代 懐かしの宝箱 (coocan.jp) ホームページの発展としておりますので、デアゴスティーニから創刊された週刊「昭和タイムス」について取り上げないわけにはまいりません。
この手の週刊歴史もの、特に週刊昭和ものは新聞社を中心に数年前にいくつも企画化されています。単に昭和史系であれば、平成に入ってすぐに沢山ありました。
ここで注目すべきは「記録と記憶」で、思い出世界への時間旅行へ出るためのヒントなのです。
各年ごとの構成で、12ヶ月のカレンダーとなっており、事件、社会、政治、文化などの分類でトピックス化されている。いろいろな事象を曜日・週での認識は過去の記憶を呼び起こせる新しい体験でした。
それ以外の構成としては昭和検証レポート、ドキュメント、MADE in 昭和、昭和写真、そしてこの号ではテレビ欄や世相アラカルトとしてデータも豊富であった。
はずれのない東京オリンピックの1964年からはじめ、1970年(万博)、1959年(ご成婚)、1972年(札幌オリンピック・沖縄返還)となかなか抜け目なく企画されている。
しかし、このパターンの64週は続くのか、過去もそうであたったが煩雑に来る年度は買い逃しと先へ行って入手難は必至でしょう。それに、今回は創刊で2週分での誌面、それでいて190円。
次回からは560円。音なし動画なしの構成でどこまで満足できるか・・・2号以下で試されるところでしょうか。当ホームページのようなマルチメディア系のリンクが発生するのも縦横斜めに構成された時代と記憶の織物をどう表現するのか・・・というところなのです。
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