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2007年11月 5日 (月)

エレキジャック テルミン製作篇

先日、秋葉原のマルツパーツで部品セット2680円を購入しました。

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まず付録の基板を割りとります。一度に割ろうとせず、何度かに分けて綺麗に割り取るのが秘訣。ここで割ったら、一気に組み立てることです。勿論半田面の腐食も心配になりますが、それよりは塗布されたフラックスにほこりゴミが付着する方が気になります。

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そしてこれが部品。種類別に小袋に分けられています。組み立て前に、員数や定数を確認。不足や認識の誤りがないかを確認します。一個一個分けて部品を買う場合とは違うキットや部品セットでは思いがけない勘違いが生じ、組み立てし直しなどいらないトラブルの原因になるからです。

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員数も確認しておくと、部品不足だけでなく誤認識は確実に排除できます。

組み立ては15分もかかりませんでした。ただし自分は半田歴40年、子供の頃から電子工作をして来たし、20年以上に渡って雑誌で製作記事も書いてきました。またある時期はメーカーで半田付けや基板の組みたてなどいわゆる製造ラインの指導もしていたのでこの時間はあまり参考にならないかもしれません。

組み立てには難しい部分はありません。本誌エレキジャックでも丁寧にカラーで段階を追っています。基板のシルクに従って、部品の定数を確かめ確実に組み立て。特に注意するのは数値の読みにくいコンデンサ。員数と場所を確認してから定数ごとにマウントし半田、次の定数に進むのが良いでしょう。102の固体表記と1000pの基板表記など読み替えが必要であるので注意。雑誌の記事と実際の組み立てでまず困惑するのはLEDの極性です。これには十分注意が必要。完成すれば、半田もれや半田ブリッジがないか目視し、ICをソケットに挿入。これはピンセットなどで足をフォーミングしてから。外に広がっていると無理に入れると足が曲がってそれてしまいます。

そして火入れとなります。なお電池006P(9V)は別売ですので購入し準備しましょう。

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 自分は「エレキジャック創刊号」の第一ページで「創刊にあたって」を書かせて頂きましたし、アナログ黎明期~デジタルのミュージックシンセサイザーなど電子楽器の自作、そしてメーカーで電子楽器を設計をしたものとして、このブログでおせっかいながら少し詳しくかかせて頂きました。

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