エレキジャックのテルミンあらためマルツのデジミン
このところちょっとした手作りテルミンのブームであります。テルミンがこんなに有名になるとは、小学5年生、1965年知った自分としてはいろいろと考えてしまいます。テルミンとの出会いは、誠文堂新光社のエレクトロニクスの工作本でした。その中に画で演奏する姿と回路が出ていましたがどんなものかはわかりません。その後高校1年の時に「電波技術」という雑誌の別冊でやはり「テルミン」が出ており、これはいったい・・・その音や演奏する姿を見るはずっと後のことです。
さて大人の科学のテルミンの号の増刷を待たれるなか、エレキジャックでは基板付録で製作記事(じっさいはキット)も出て、その製作も含めすでにブログ話題としたところです。
今回、マルツ電波よりさらにグレードアップしたデジミンがいよいよ登場です。
こちらもキットで、アンテナなどのぞくと全てのパーツが入ったものです。
詳しい解説もついております。
PICというマイコンを使い、アナログからデジタル化して音程の直線性や、音階を作るのは雑誌付録バージョンと同様。ここではスピーカー出力、音色や音階のバラエティーも増え、値段も5980円とグレードアップしております。
相変わらず1アンテナ。そして音域は1オクターブは変わらず、楽器としては実用にはまずならないところは変わりありません。せめて1.5オクターブ、音域が狭く全音階ですのでキーのシフト機能くらいは欲しいところです。
購入しましたので、時間を見て組み立てをいたしましょう。
なお設計者は電子楽器の専門家ではないようです。トレモロとビブラートを完全に取り違えています。ビブラートは周波数変調で音ではユイユイ、トレモロは振幅変調で音はトトトトという感じになります。
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