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2008年8月17日 (日)

SX-150以前に学研のシンセサイザーはあった

さて、「大人の科学」の付録が話題になっておりますが、

 

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学研がシンセサイザー関連をやるというのは実はこれが初めてではないのです。
もう30年以上前に、学研は電子ブロックを出していました。これは最近復刻されましたが、復刻されたのはEX-150なのです。

 

Image7

 

↑近年復刻された学研 電子ブロックEX-150

 

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↑30年前に発売の電子ブロック最上級機EX-181

 

当時はこの150の実験ができるこのモデルの上に、EX-181というシンセサイザーを搭載したモデルもあったのです。

 

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↑これがシンセイザーのモジュール。
この追加で音関係(SE系)の実験が31項目追加になる訳です。

 

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これがその実験の様子、楽器音というより、効果音で、スイッチのON/OFFで音作りができたのです。

 

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もちろん当時はEX-150に追加用に別売もありましたが、専用ICを使用していたため現在では復刻はできないのです。

 

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当時は、ゲーム用などにサウンドジェネレータがテキサス・インストルメンタル社(T.I)から発売されていました。↓R0016287

 

パソコン時代の創世記マイコン時代には、プログラマブルで発音できるPSG(例はG.I製)があり、本格シンセサイザーにはおよびませんがアマチュアは音作りを楽しんだものです。↓

 

R0016290

 

本来のミュージック・シンセサイザーはモノフォニックからポリフォニックへ、その中でディスクリートから専用IC化されて行きます。メーカーからの専用発注タイプと、ICメーカー(SSMとカーチスが有名)からの供給がありました。そしてアナログからデジタルへ進化して行きますがこのあたりは専門の話になりますのでホームページでの展開が良いのでしょう。

 

SX-150 では「改造」での検索が多いですね。私としてのお勧めヒントは、簡単に出来てサウンドバラエティーが得られるというところで鋸歯状波(のこぎり波)から方形波に変換、デューティーを変えるPWM(LFOまたは、エンベで)をかける、外部入力があるので、ノイズジェネレターを追加して入力。こんなところでどうでしょう。この程度なら汎用のICが2個もあれば済む話。パーカッション系のシンセとするにもこのあたりはクリアーしたいところです。

 

ということで、このところシンセサイザークロニクルSX-150の話題の連続で失礼しております。
アクセス・検索では、1)鉄道模型コントローラー自作、2)Zゲージ・日本型Zゲージ・ZJ・PROZ、3)真空管通販がダントツに多く、
またこの1週間ほどで非常に増加しているのですが・・・

 

ホームページもご覧ください。

60年代 懐かしの宝箱 (coocan.jp)

 

各分野のコーナーが用意されております。

 

SX-150のコーナーも新設しました。

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