大人の科学 シンセサイザークロニクル学研SX-150 改造篇1
もうすでに購入、組み立てそして演奏した方も多いと思います。
このブログでも、解説などはじめてからアクセスも増え、毎日検索からご訪問の方も多くいらっしゃいます。お待たせしました。お約束の改造篇です。
自分の場合は、30年ほど前はアマチュアとしてシンセサイザーを自作、電子楽器・エフェクター製作記事を雑誌発表していたり、その後はメーカーで実際に設計もしていたこともありますので、外見やタッチ盤の改造ではご期待にはそえないでしょう。やはり回路の増設改造ということでしょう
すでに音だしをされた方はすでにだいたいの可能性が見えてしまったと思います。
改造方針としては
1)おしい部分の改造
小型・簡単化のためにパラメーターを整理した部分があり、音の微妙な調整ができない。このあたりを調整可能にする。
a) VCO制御のLFOのインテンシティー可変
b) VCF制御のエンベロープのインテンシティー可変
2)おいしい部分の簡単追加
以前も書きましたが、LFOをVCOに入れるか、VCFに入れるかの選択として音のバラエティーを増やす。ここで1a)の改造が生きてくる訳です。
3)バラエティーを増やす
a) VCO波形をノコギリ派だけでなくPWM可能な矩形波との選択する
このためには矩形波に変換回路を追加。
マニュアル設定、変調としてPWMとLFO。ここは選択式でボリウム数を増やさない工夫が必要でしょう。
b)外部音源入力
ノイズジェネレータなどの外部音源の入力端子を増設
ブロックは本誌に出てます。回路図には定数は入っていません。
しかし、基板から読めば良いということで
追加変更回路はおおよそこんな感じ。
さらに詳細は各部の波形などを当たる必要があります。
ホームページのコーナーもご覧ください。
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