TVFファイナル
TVF事務局からお知らせが来ました
■『TVF2009 in YOKOHAMA』
●発表・表彰式 2009年3月1日(日)
エディロール・ビデオ・フェスティバル2月28日の翌日ですね。3月1日はDV-7ビデオ研究会スペシャル特別セミナーが午前ですので、浅草→みなとみらいは1時間かかりませんから、途中お昼を食べても15時からの優秀作発表にまにあいますね。
そして文末にTVFの終了が書かれていました。
31回を重ねた伝統のあるものでしたが。
「 ◆TVFはビデオによる新たな映像文化の発展に貢献することを目指し、1978年以来当社主催により開催してきましたが、このたび、第31回の今回をもちまして終了することになりましたの
で、併せてお知らせします。これまでご支援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。」
ホームページを見てみたら「ファイナル」 の文字が。
この件は以前から知っておりましたのでおどろきはありませんが思うところはあります。
確かに残念なことですが応募者が2000~3000と言い、入賞者を毎年100名出すという規模は、イベントとしてはどう形態を変えても、スポンサーを変えての存続もやはり難しいでしょう。
そして1つ気づいたのは、ホームページにあった「その使命を果たした」の言葉が、メールマガジンには少しもないことは、今も支えているファンたちへの深い配慮と担当の方の惜別の念を感じてしまいました。
何年か前、「東京」でありながら、「横浜」のスポンサーを得たところから、たとえ創業場所との理由をつけても、発足や伝統を「T」と言い換えても、冷静に見てもやはりどこかつじつまが合わない訳で、やはりその時、今後の噂がありました。
経営母体が変わったことや最近の経済情勢が何よりの理由というのが一般的な見方かもしれませんが、支援者に支えられるイベントの拡大と存続関係は、あるバランスを超えると企業だけの力だけではどうにもならないというところもあるように思います。
ちょっと厳しいことを書いてしまいましたが、自分もいた企業の話で有り、卒業生として(中途で入りその事業廃止を経験をしたという意味でも)、関係の方々にはあらためておつかれ様と、そしてありがとうの言葉を贈りたいと思います。
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はじめまして。
TVFの終了は残念ですが、私も会社公式コメントの
「目的を果たした」との言葉に違和感を感じました。
目的を果たすどころか、ようやくこれからその意義を
問われる時代になったばかりの終焉。会社の経営事情
はあるにせよ、「言葉=メッセージ」の大切さを企業人
は、もっと理解すべきではないかと思いました。
羽仁先生は、どのようにコメントされたのでしょうか?
TVFスタッフには、公私共々お世話になったもので
気になった次第です。唐突に失礼致しました。
投稿: tomoking | 2009年3月 3日 (火) 00時00分
「スタートライン」に立った・・・というような言葉だったと思います。他の方たちはこれまで良くやって来たことに感謝という感じだったでしょうか。今がんばっている方、これからという方に、目的を達したでは「心」はないと思われるでしょう。担当の方がこのフェスティバルに育ったという方なのも、運命だったのか。終焉を自分で仕切ることになったのは・・。その立場の複雑さ、その想いを思うと、何もいえなくなってしまいます。経営からとは言われていますが、対外だけでなく、以前より内部的にも微妙だったとも・・・。
確かに年間で部門までが有って専任で人が当たり、入賞者が100名・・・。支える心に応えることは存続して行くことでもあるので、これまでをもっと大切にして欲しかったと思います。ファンたちはもちろんですが、もっとV社の機器を買ってあげなければ、社内の不和音も起こる・・・企業が行えるのはやはりプロモーション活動ですから・・・。
投稿: 初恋天使 | 2009年3月 3日 (火) 01時31分
TVFを盛り上げようと、積極的に社内で啓蒙活動が行われましたが、成功には至りませんでした。プロモーションとして考えた場合、数字に直結しないイベントは支持されにくいのはV社だけではないと思うのですが・・・。内側からの援護射撃が無いまま、TVFだけが一人歩きしていった感が否めません。その点は、酷な言い方ですが一社員である広報部門運営スタッフの力が及ばなかったのだと思います。ただ、貴重な大量のアーカイブがありますし、企業倫理の束縛から解放して、もっと多くの人が参加し視聴できる場が実現することを願っています。
投稿: tomoking | 2009年3月 3日 (火) 21時25分