60年代のオーディオ復活? シュアーM44試聴
1960年代のオーディオでは前半のLP電畜からHifi(ハイファイ)ステレオの時代、中期からのソリッドステート化(真空管からトランジスタへ)、そして後期のコンポーネント化をはじめてとする、本格・多様化の時代と小生は認識しています。その中で影響力も大きく、個性も在り、チョイスが比較的簡単にできたのがカートリッジで、これもプレーヤーシステムの確立でできたものです。(トーンアーム、シェル、カートリッジ分離の構成)。
<1960年代後期のレビュー記事から>
(モールドの色やスタイラスカバーなどが現行と違うことがわかる。)
その中で60年代後期に王様として君臨したのが、米国シュアーのカートリッジV15シリーズで、当時値段も30000円前後はしていたのではないでしょうか。芸能界の有名人なども使用していることで有名でもありました。
その中で庶民の味方としては、オーディオテクニカのAT-VM3、マイクロ精機のM-2100などが6000~7000円で国産でも人気も有り、雑誌の評価もそれなり良かったりしたものです。当時シュアーでも低価格であったのがM-44シリーズで、V-15の音とは違うものではありますが、ジャズやロック音楽ファンでは結構人気のあったモデルです。
<現行のM44G、ボディーは黒で、スタイラスカバーが一体>
その現在のモデルを入手聴いてみたという訳です。
(仕事のイベントや、ホームページのトラブル停滞してお待たせしました。)
当時持ってはいませんでしたが、友人がM44-7を持っており、聴かせてもらった印象は今でも鮮明であります。
さて、その現行品ですが、オーディオ・テクニカのシェルAT-LT13aに取り付けて試聴。
<左より比較試聴したV-15TYPE3、V-15TYPE2、そしてM44G(現行品)>
さてその結果は・・・他のカートリッジとも聴き比べなどをホームページで紹介致しましょう。
60年代 懐かしの宝箱
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