エレキットTU-883LE(TU-879S/R)で名管新旧差し替え試聴
6L6GCやKT-88を挿されている方が多いと思われるこのアンプですが、ちょっと違ったおすすめ名管の聴き比べです。
6550新旧
タングゾルの復刻版(現行版)
形はとてもよく似ているダルマ型。
オリジナルはピアノの音もしっかりしており、バランスよく元気に鳴る。
オリジナルに比べるとスケールはやや小さいが、音の輪郭は似ている。
余韻の響きがオリジナルの方が美しく、現行はタイトな音。
左旧、右新、いずれもタングゾル製
350B新旧
残念ながらウェスタンのオリジナルはもってません。
こちらはビンテージで中身はWEと同じものと言われて買いました。
フィリップスブランド。出力の割合にヒーター電力は大きく、ヒートアップまでに長い時間を必要とします。音はベースに馬力があり、こしがあって、他にない好ましい音がします。
こちらは復刻版。最近はみかけませんが10年ほど前に入手したもの。ゴールデン・ドラゴン製。出た頃言われたように音は350Bとは違います。
元気のある楽しく、アタックで立ち上がりの良い音がします。
左が旧、右がGD(新)
ビンテージは入手は難しいですが、この350Bはみかけによらず余裕を持った性能、魅力的な音がします。これは大変大きな発見。
残念なのは、復刻管を最近聞かないことでしょう。
ここまで聴いて、いろいろなソースで聴きたいと思った勝ち残りの球は
1.GEC KT-88
2.6550
3.350B
・・・
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