TU-8300で出力管差し替え 6L6属番外篇
ビーム管として手ごろで人気の6L6。
エレキットでもTU-879という人気のシリーズはこの6L6という真空管を最終段に使っています。
これは今も昔も変わっていない?
小生も中学生のころ、クラブの部長が6L6のアンプを作って、クラスでサヨナラ会でレコードコンサートをやってました。自分は6AR5や6AQ5だからやっぱりうらやましかった。
6L6の良さはビーム管として良さ・・・とばかり思っていて3結のTU-8300には疑問を持ってました。
今回改造で、UL接続と切り替えにしたところこれが結構良さそうです。
本命の6L6GCの前にちょっとアウトサイダーの球たちからUL接続での好結果のもを試聴レポートを。
6L6GAY
もともとメタル管であった6L6の進化の過程。
オールドで雰囲気があって、低音もふっくらと鳴ります。
シンバルは控えめながら綺麗。
ソースによっては意外にダイナミックな一面も。特有のシンバル音が気に入れば離せない球かも。
5881WA
6L6の互換球ですが、クラスはGCまではありません。ソブテックのこの球はまだソ連の印ですね。
粗雑な外観、パッケージながら、音は意外。ピアノもベースも3結比べるぐっと弾んで出てきます。
ピアノは表情も出ていたり、ダイナミックな感じも。
6n3C
6L6と差し替えられるということで安くネットで購入、ガラスも構造もしっかりしています。
ピアノがひそやかで丸いが表情はある。
かなりエネルギーは低域に寄っているけど、馬力はあって良い。
楽しんで聴ける球と思います。
6n3C-E
形態、ベースが好きになれませんが、音はまた違った感じ。
ピアノが綺麗に鳴る。思った通りのダイナミックな音。
ふっくらした自然に鳴る。6n3Cとはまた違う。
音の違いは面白いはず。
これも安い球なので良いけど、形が・・・
6EZ5
テレビの出力管。ピン配置が同じです。
少し小型ですが。ピアノは甘いけれどそれないにしっかりしている。
低音は非常にふくよかに伸びる。
リムショットの音とか、シンバル、スネアの音はしっかり鳴る。
まず番外篇からでした。
いずれもUL接続での試聴。キットオリジナルの3結より良い結果が得られたトランスをタンゴ製U-808に交換した場合です。
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【数量限定商品】エレキット管球式ステレオパワーアンプTU-8300 |
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