TU-8300でEL34の3結(3極管接続)聴き比べ
エレキットの真空管アンプキットで出力管の試聴を進めて行きましょう。
今回のテーマはEL34族。手持ちの中から
ビンテージ管から
松下 6CA7
ベースのピッチカートは音が高い感じ、低音がひきしまっている。昔アンプを作って使っていたので懐かしい音。
テスラ EL-34
ピアノは丸く、余韻も足りない。エネルギー的に中域に集まった感じで、シンバルも控えめ。
トロナル EL-34
中域の傾向は松下に少し似ているが、ベースははずもし、良く鳴る。シンバルは好き好きが分かれそう。
Tri EL-34
少し太めの管。ピアノ音がせつない。中低域がはった感じの馬力系。
ムラード EL-34(旧)
英国製の昔のもの。
シンバル音ははぎれ良く切れる。ダイナミックな音で楽しく聴ける。ベースも弾んで綺麗。
ムラード EL-34(新)
旧とは違う音、ピアノ音には滑りがある。シンバルじゃ切れて余韻もある。ベースのピッチカートも胴なりもスムーズにつながって聞こえる。
テレフンケン
ピアノ音は無難な感じで音は立った感じではない。好き好きだが全体のバランスは悪くない。音は中域より気味で低音はふかふか。
JJ KT-77
シンバルは細かく。ピアノ音も自然でよい。概観は悪いが意外に3結は楽しめる。
ムラード EL-37
ピアノの鳴りは豊か。シンバルは爽やか、ベースに誇張もなく、自然に聴ける。
今回良かったのは、ムラードのEL-34(旧)、EL-37。JJのKT-77の3結は新発見。
概観比較はこんな感じで各種各様です。
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