TU-8300 変わった出力管を鳴らす2
TU-8300の聴き比べもうしばらくお付き合いください。
通信機などに使う出力管はトッププレートタイプが多いようです。
昔から知られたところでは、6L6属なら807など
ソケットからプレートを引き出せばトッププレートの出力管も。独特のスタイルです。
6BG6G
トッププレートのこうした球も変換ソケットでなら聴くことができます。
全体はやや古風な感じでスネアやシンバルに独特な響きがありますが金属感たっぷりで、JAZZファンには楽しめるでしょう。
低音はしまって、しっかりしています。
UL接続ではピアノなどエレガントな音になります。3結の方が好みでした。
EL500
秋葉原の安売りで昔1本500円で買ったものです。こちらもトッププレート、マグノーバル9ピン。
3結はシンバルにクセがありながらも、ピアノは前に出て、でも自然。低音はしっかりしてリズムもメリハリがあって楽しく聴けます。お得ですね。
UL接続でもピアの自然でバランスが悪くなりません。
EL36/6CM7 松下
こちらもトッププレート。実際のピン接続は規格表と若干接続が違ってました。
中域にエネルギー感があって、適度にめりはりはあって楽しめる。全体的にこじんまりする傾向はあるが、シンバルやベースもほどほど鳴る。
UL接続ではシンバルにやや色が付く。このあたりも好みですね。
続きをお楽しみに。
ということで、形態も格好がいいですが、お安く楽しめるというのが結果でした。
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