懐かしのカートリッジ比較試聴1
TU-8300の出力管に引き続き、1960年代、70年代の名カートリッジを聞こうシリーズ。
今考えるとカートリッジもそれぞれの音色を持つもの。
音楽や合わせる機器で評価は変わります。
今回はクラシックで。ブリトゥンの「青少年のための管弦楽組曲入門」
演奏はアンドレ・プレヴィン。レコードは第一家電が出していたマスタープレスによる45回転30cmレコード。
このレコードは販促用だったので当時から聴いていなかったので新品同様だったのです。
このシリーズは高音質盤で20枚くらいありますがそんな理由でほとんど未聴から未開封まで、幸運、宝の山です。
まずシュアーから
●V-15II
当時、高嶺の花であったこのカートリッジ、当時持っていればもっと求める音に早く行き着いていたでしょう。
今こうして聞いてみても、これだけの音がする、素晴らしい40年も前のものなんですから。
●V-15III
比べると、出力がずいぶん大きくレンジも広く綺麗ですがそのぶんエネルギー感は薄くなった感じ。
以降のV-15にはあまり興味がないのです。
●M-44G
これは最近買ったものですが、当時言われたように意外にクラシックも聴けたりするのが面白い。
●テクニカ AT-VM3
針だけ新しくしましたがボディーは高校生の時使っていたもの。当時よりクセが少なく綺麗に聞こえるのは・・・
最近のローコストVM型はもっとストレートに音が出る。
●テクニクス205CII
ボディーはそうなのだけど、針は金色ボディーのEX。懐かしい音ながら、レンジも広く分解能の高い。日本製品らしい細かさがある。
今日はこのあたりまで、続きをお楽しみに。
TU-8300の改造・試聴については、メールやブログコメントに情報をご報告したのですがメーカーさんの反応は全くなし。
もちろんそのためにやった訳ではないですが、かなりまとまったレポートだけにちょっと残念ですね。
ホームページでは60年代、70年代の真空管アンプについて掲載しました。
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