TU-8300差し替え比較試聴 807属
トッププレートながら、6L6の仲間ということは知られています。
ということでUYソケットからUSソケットへのアダプターを作りました。
UY807としてはGE製の茶ベースと東芝の黒ベース
送信機の出力管ながら3結ということもあってか音は意外に小ぶり、ピアノもおとなしい、響きは少なくて、JAZZで言えば60年代らしい音かもしれません。
東芝製のUY807A、金属ベースのストレートな形の球。
シンバルの音は少し古い感じの音だけれど、全体に響きもあって、低音をはじめ、ダイナミックでUY807とは全く異なる音で、十分楽しめる。
5933WA(一番右)はベースが大きい球で807と差し替えができるという。
音はこれは凄い。まとまりもよく、バランスも良いけれど楽しめる音。
響きはやや減ったぶん、立ち上がりもよくダイナミック。スネアドラムもざらっぽくならないし、トライアングルのちーンも綺麗に響く。ベースのボーイングなど低域感も十分。
知られていないけれどおすすめです。概観チューブの形は好き好きですがプレートとかしっかりしています。
RCAの7027Aはビンテージ管で、最近の6L6バラエティーとは違います。音はぶなんで、自然な音ですが響きや甘みもあります。
個人的には面白みに欠けますが。ただこの球はそのまま挿せないので注意。6L6互換ながら1ピンの接続がTU-8300に合わない。
ということでEL34/6CA7共用のために1ピンを接続したため、1ピンが他用途の球には変換アダプターで切り離します。
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