TU-883(TU-879)出力管差し替え試聴2
6BL7G
引き続き。6BL7Gですが説明がもれましたが双3極管のため2ユニットを並列接続しています。
好結果はそれもあるかもしれません。
変換ソケットを作っても聞く価値のある球でしょう。
スネアの粗さは気になる方もあるかもしれませんがライブ感のある音で
低域も中型管ながらはずみもあります。TU-8300に挿したときに比べるとやや平坦な音ですが十分楽しめると思います。
TU-883(TU-879)で3極管サウンドを楽しむには良いと思います。
双3極管にはいろいろなピン配置がありますので注意が必要です。
5998A
電圧レギュレーター用の双3極管でぼう熱管で、名直熱管の2A3と比較されることもあります。
この球はバイアスや電圧の関係からTU-8300に挿すことはできません。
TU-883(TU-879)では、変換ソケットのカソードに390Ωを入れています。
またユニットや球でばらつきが多いのも有名です。今回も片ユニットを選んで接続しました。
メーカーで形状がかなり違うようです。
プレート電圧250V、60mA付近で動作させています。
豊かな低音で適度にしまりも良く伸びてくれます。2A3の音と比べると中域の甘さ良さに加えシンバルの響き、中高にかけて切れがあり、少量でもふっくらなってくれるなど、自分には苦労して差し替えた価値がある音が出てくれました。
この球の強力そうな概観も良いと思います。発熱は大変あります。
KT-61
入手からGEC製、?製と異なっておりチャンネルで違う音が出ています。
電圧電流は押さえ気味の250V30mAとしてみました。
低音域も丸く、響きも良い、まとまりがあります。夜間の小音量向きでしょう。
KT-63
入手からマルコーニ、?製と異なっています。
270V、40mA。透明感もあり、適度にダイナミックスもあります。
スネアやシンバルも細かく、綺麗に鳴りました。
42
ST管のため変換コネクターを作りました。230V、30mAと270V、35mAの2ケースで聞きました。
傾向は似てます。シンバルのいびきは独特ですが楽しいです。
スネアのタイコ感、ピアノ音も普通過ぎるくらいに自然になります。
807
TU-8300の差し替えソケットを使って聞きました。こちらでは3結でない音となります。
形状からは意外にも普通の音がします。シンバルの金属感は少なく個人的にはあまり面白みふがありません。
本日はこのあたりで
(と言っても過去未公開のデータ整理しての掲載ですのでブログ掲載日=試聴日ではありません。)、
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