献杯
連日はげましのメールなどありがとうございます。
今日は告別式、義父ともお別れの日がやってきました。
20年の間でしたが、義母が亡くなってから妻と隣に住んで、毎日いろいろな用事を言われ、いろいろな話をしてきましたので、電話の鳴らない日々はとても不思議な感じです。
大好物であった「栗まん」を棺に入れようと言っていたら・・・
朝のどさくさで持ってくるのを忘れてしまいました。
気づくと・・・葬儀社の方が買って持ってきてくれたのです。
父も喜ぶでしょう。父が食べていたのは、こんなつぶ1個入りの上等なのものではないのですが。
火葬場まで行く道は不思議と結婚した頃住んだアパートを通りました。義父は当時仕事帰りによって一杯やって帰ったものでした。そして、妻の友達の家も通り、2年前父をおくった同じ火葬場につきました。2年でだいぶ綺麗になった感じがします。
帰りはその父が入院していた病院の前を通り、何かこれまでを思い出す場所をぬって・・・夢の中の世界のような不思議さです。
葬儀も終わり、忌中払いでは、自分が献杯をすることになり。血族親戚のお歴々のいる中、直接血のつながらない自分がするのも妻の弟の配慮があったのかもしれません。
儀式ながらも手短に自分の言葉で話してみました。
ビールは久しく飲めなかった義父ですが、今日は晴れて。
20年ぶりに妻の母とも再会しているのでしょう
さびしいことですがいつまでも思い出して語り合うのが何よりの供養なのでしょう
お骨にはなってしまいましたが、われわれ家族の心の中にはいつまでも義父がいます。
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