年越し蕎麦
以前お世話になった京都の鳥居さんから「すぐき」の漬物を頂きました。
ありがとうございます。
お正月でたっぷり食べさせていただきます。
さて、アトレ吉祥寺のガーデンで年越し蕎麦購入、古都鎌倉のお蕎麦。
そして、海老天はやはりアトレ吉祥寺のつな八です。
円城寺佳子さんに大掃除の書き込みをしましたが・・・
こちらは年越しの掃除になっています・・・発掘もあり、発見もあり・・・
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以前お世話になった京都の鳥居さんから「すぐき」の漬物を頂きました。
ありがとうございます。
お正月でたっぷり食べさせていただきます。
さて、アトレ吉祥寺のガーデンで年越し蕎麦購入、古都鎌倉のお蕎麦。
そして、海老天はやはりアトレ吉祥寺のつな八です。
円城寺佳子さんに大掃除の書き込みをしましたが・・・
こちらは年越しの掃除になっています・・・発掘もあり、発見もあり・・・
小中学校時代の懐かしい仲間の忘年会を貸し切りでやってます。1994年にはじめで毎年やっているので17回目。初回は自分は欠席でしたがそれ以降は毎回出席してます。今年は新メンバーも多く18時のスタートからとばし気味。
例年になく盛り上がって第一部はとてもプロジェクターでの上映会がおこなえず、第二部で、同期会1994年、96年、99年、2004年、07年、10年の過去画像を皆で見ました。
終了25時近く。すでに終電も無かったので徒歩で帰宅しました。寒い帰り道、参加できない旧友もいろいろな思い出の中に浮かびました。
本年参加は23名。45年ぶりの再会も有りました。参加の皆さんお疲れ様、皆健康に気をつけて来年もがんばりましょう。
業務連絡>今回の忘年会詳細画像と、南浦小のクラス会画像は仲間の掲示板に後日上げます。
家族の忘年会を、亡き父の誕生日とかけて、父の好物であったすき焼きでやっています。
場所は吉祥寺葡萄屋。
お昼のコース、お肉は良い方のコースです。
年末、例年になく混んでおり、皆さん年末のシメをやっているんですね。フロアーにより、ステーキ、焼き肉、しゃぶしゃぶと分かれています。
1日早く休みに入ります。本日、本年の業務終了!
年賀状も完成
新年の準備、7日の休み。
去年できなかった片づけ、そして充電、未達成のプロジェクトを。
本年最後の出張,
午後の新宿をあずさで立ち、松本には夕方着。
仕事の待ち時間で。松本は昔住んだ町
昔、縄手商店街には欲しいものがいっぱい並んでいた。
千歳橋のたもとに出たお飾り屋は昔の年末の姿を思い出しました。
今はイルミネーションで飾られています。
国宝松本城は自然と溶け込んでいますね。
打合わせも終わり最終のあずさで帰宅。
もう明日は最終日、宿泊はしてられません。
恒例のビデオ忘年会・・
ほたての浜焼きがあまい!
焼きたらばがあまい!
トロ鉄火が大きい!うまい!・・・と終わるDV-7Gがデビューした今年。
西日本などではホワイトクリスマスになったようです。
東京は雪は降ってません。恒例の姪たちとのクリスマス交換会がお婆ちゃんのマンションでありました。
めがねケースを貰いました。
クリスマスは混んでいなかったのが大戸屋でした。プレゼント購入で出足が遅かったようです。クリスマス的メニューから炭火焼地鶏、大根がついています。
押し麦入りのハンバーグ
えびとたっぷり野菜のあんかけ丼
クリスマスのケーキはアトレのTAKANOです。
本日は番号から選びます
母のマンションでいただきました。
3連休ということもあり、横浜の実家の点検、片づけは夏休み以来です。
70年代初頭、どこまでも発展すると思っていた郊外の街はそんなこともなく、交通の便は改善されることもなく、さらに寂しくなって行く、時代の変化、時代感の変化、60年代が見た未来とは大きく異なっています。朝早起きをして行って掃除をし、11時には吉祥寺に戻ってました。
さて吉祥寺に戻り
アトレの2階は便利なワイアードカフェ。メニューが一新しました。
ボリュームのあるナポリタン、ネギのホワイトクリーム、ピザトースト
とれたてマイビデオの総集編ですが
12月24日16:00~NHK
以前ブログで紹介した岩手県のDV-7ユーザー千田司さんの
「第八亀宝丸進水式」が放送されます。
千田さんからお知らせを頂きました。震災をテーマにした作品です。
再放送は12月31日10:05~になります。
クリスマスが近づきましたね。
それぞれ楽しい、クリスマス
このジオラマの動画はこちらからご覧になれます。
http://www.ustream.tv/recorded/11597535
素晴らしい時間をどうぞ
ジオラマは1989年に作ったものです。
さて発売になりましたビデオサロン1月号の
特集は編集力編集環境をアップするということでDV-7Gでナレーションを入れる
コントローラーEC-1の利用です。
そしてAVPCファイル(新製品情報)
は世界最小最軽量のAVミキサーVR-3
ヒマナイヌ川井のここが気になる
ローランドVR-3
ビデオキャンバス連載は4ページ
そしてInterBEEレポートも掲載されています。
今月も目が離せません。
月に1回の訪問です。車窓の景色も冬らしくなってきました。
電車の中で食事をと思い、駅で神戸屋のサンドウィッチを買いました。
変わっている・・・デニッシュサンドというのですが思ったものとは違い
普通のパンのほうが良かったようです。
松本駅前はまだ工事をしておりました。50年?前に3年ほど住んでいた街です。きっと当時の友も住んでいるのでしょう。
さて仕事の終わり18時、駅ビルで、久々に「松本丼」を食べました。
ヒレカツ丼なのですが、卵にとろろが入っていてふわふわ。
ごぼうなども入ってます。食べてからこの膨満感を思い出しました。
駅ビルの中に道祖神があります。合掌。
さて駅の売店で買った、竹風堂の「どら焼山」は栗粒あんとあります。
栗の粒もありますが全体が栗の餡です。成分表示も砂糖も次が栗です。
満足、さすがに竹風堂です。
今年は寒いと思いませんか?
そんな時にはホットなメニューを!
かきの甘酢あんかけ丼
中華どんぽく美味しい
たまとろ、ご飯はあさりごはん。今日は少し塩辛かった。
おとなりさんから貰い作って食べました。
めんは生でシコシコしております。
ダイヤ街、お茶のヤマリ屋の隣の地下、生めんスパのお店です。
めんがぷるるんと美味しく、クリーム系ばがなめらか、休日もお昼頃でも入店できたりするお店です。メニューは多く、季節ものもあり、お値段は900~1000円、サイズがS,M,Lから選べます。
ホウレン草とベーコンのクリームソース、明太子とイカと青紫蘇の和風スパ
ナスと水菜の和風スパ
生ハムときのこのクリームスパ
他店が混んでいるときも入れるケースがあるのでちょっと狙い目かも。
構想から1カ月、実際2週間ほどで組み試聴、未踏であった直熱3極管の差し替えが
実現できたのはキットをベースにしたことで、これには間違いはなかったと思います。
残るところは・・・
双三極管。
そしてEsgが低いために試聴できなかったビーム管などです。
さてどうするか、ここまでやってきたのでまたもやキットをベースにするかどうか。
今回のプロジェクトで判ったのはSRPPのドライブが音質的に仕様的にも良いということ。
また手配線のアンプは改造に便利ということでしょう。
いずれもGT管をベースにします。
双三極管はシングルまたはパラで鳴らすか、PPにするかというのがあります。
差し替え的にはシングルが容易で、またその球らしい音が出るというのがあります。
キットをベースにすろと出力トランスはまず乗せ換えになる・・・
そのあたり問題はあります。
電源電圧も調整設定したいとなると・・・
Vsgも専用の定電圧電源が必要か・・・などあります。
またしばらく考えてみましよう。
世界最小、最軽量のAVミキサー、ビデオサロンにも記事が出てますVR-3.
ライブ配信でおなじみのVR-5の弟分、その半額以下の定価168,000円税込で
本日12月15日発売!です。
ほぼA4サイズのVR-3
DV-7Gのソフトウェアがバージョンアップされ
ダウンロードが可能です。
http://www.roland.co.jp/support/article/?q=downloads&p=DV%2D7G
実際にやってみると出力ファイルのレンダリング時間が半分になってます。そのほか改善点がいろいろ。詳細はホームページを。
お待たせしました。
一連の試聴で飛ばしていました。
結果から言うとやはり真空管の王様だけに別格・・・
なのですが各社まちまちというのが印象です。
Vf=5V、Rk=1K、Rp=3.5Kで試聴
つまり、300B何だからとにかく凄いではない
少なくともこのアンプで聴くとそうでした。
実はTU-8300やTU-883ではそこまで思わなかったので
アンプの回路や部品の違いもあると言うことです。
これまでのアンプより違いは非常に大きかったです。
TU-8300付属の300B
おとなしい、球らしい音。
トータルにはバランスはとれているがあまり特長がない中
シンバルには特有の響きがあって好みは分かれると思う。
ピアノはねっとりと鳴る、派手さはない。
シルバートーン300B
全体に音にはひっかかりがあるが、ピアノ甘い。TU付属に似た感じの印象だが
ベースには芯がない感じでブアンと鳴る。
シンバルは少し詰まった感じで特有な音がする
GD 300B
これはスペシャルと名乗るやつ。プレートの色は黒だが艶が他と違う感じ。
ベースはふっくら鳴り、ピアノは綺麗、スネアは刺激的でない。
シンバルは細かく響く、バランスも良い。
おそらく中国製ではこれが一番良く聞こえたと思う。
WE300B
先入観抜きでやはり違うと思う。やはり中途半端はないのかもしれない。
ベースにはねばりけもはずみもあるし、ピアノの表現も自然、
スネアやシンバルのアタックもある。それでいてバランスも良い。
ユニーバーサルアンプ
いろいろな出力管が挿せるアンプをそう呼んでいるようです。
今回ベースになったアドバンスのHC-2SEは2A3を出力管としてますが
同シリーズには300BのHC-1SEがあります。
これは主にフィラメント電圧・回路などの違いです
今回のユニバーサル化では、
フィラメント電圧が2.5V、4V、5V、6.3V、7.5V、10V切替
出力トランス1次側 2.5K、3.5K、5K切替
カソード抵抗 750Ω、1KΩ、1.5KΩ切替
グリッド抵抗 100K/10K切替
と変えられ
フィラメント電圧、カソード電流、B電圧をデジタルメーターで直読しています。
今回の試聴では使用しませんでしたが、利得が足りないときには
1段増幅が入る準備がしてあります。
結果から言うとスペースから各電圧が出て最適なノグチのトランスが使えなかったりで
重量とおかねを使ってしまったので、何もキットベースとも思います。
しかし、シャーシー加工の手間や基本パーツを集める出費工数で言えばキットベースは1つの方法と思います。
ということで、あとは新しい出力管の出現待ち///
と言いたいところですが300Bの試聴が未掲載でした。
画像はパネル取り付け前、今加工中です。
大改造をした直熱3極管差し替えアンプですが、パラメータ設定部分のパネルを制作しました。
材料はユザワヤで入手したスモークの1ミリ厚のプラ板。
外形はイラストレータで作図、モデラクリエイターでインポートし、文字を入力し切削しています。
アンプの方は手持ちの差し替え可能管もすべて試聴。300Bのご報告がまだしてしません。
シアターサンモールで公演中です。大澄賢也、鈴木蘭々、IZAMと子供たちの楽しく心温まるクリスマスのミューシカル。
本日、お昼の公演に行ってきました。250名ほどの会場は満席の盛況。
妻の所属するIFAが協力をしていて、劇中のクリスマスツリーなどもプリザーブドフラワーを使って演出しています。
妻が協力制作したのは会場入り口のツリー。
会場には、クリスマスリースもいっぱいです。
ミュージカルは子供から大人までこのクリスマスの時期には心温まるおはなしです。
観劇を終えて近くの珈琲館で一服。今年も早いもので12月だなという感じです。
寒い朝小雨、5時40分に家を出て、羽田へ。9時には小松空港に到着。雪です。
5年ぶりですね。北陸自動車道を福井へ。霰、雹、霙(ずいぶん難しい漢字が並んだぞ)
悪天候です。
福井は晴れていましたが、
福井は2006年の全国縦断16か所セミナーの初回開催地でした。仕事先で話をしているとその時お世話になったお客様のG様のお話も出ました。この会社のお客様でもあった訳ですね。来年はDV-7HDも出ますのでまたよろしくお願いします。
そして次は金沢へ。この移動も悪天候、途中日本海が見えましたが画像なし。このあたりは夕日が海に沈む・・・そう思いたって見に来る旧友がいた・・・
ということで金沢到着で昼食。回転すし「もりもり寿司」。ボックスには新幹線が運んできます。(画像なし)
画像はおまかせランチA味噌汁付き987円。味噌汁が大きく海老の頭で御出し出て美味しい。
金沢の町は7年ぶりです。NHK金沢にDV-7のデモで2度ほど参りました。
今回金沢では打合せで3か所ほど取引先をまわりましたが、途中パソコン作業の時間で立ち寄ったのがこちら。こんなイベントをやってました。
偶然でしたが懐かしい映像、アイテムがいっぱい。
香林坊レトロ食堂特別企画、昭和ギャラリー懐古堂でした。
関連話ではありますが
昭和の懐かしいアイテムは自分のホームページでも掲載しています。
レトロセットのプリンを頂きました。
金沢の仕事は18時で終了、あわてて小松空港へ移動です。また小雪が。
空港についた時は冷え切っていましたが熱い和風ラーメンで暖をとりました。
飛行機は機材と混雑でおくれ、週末の東京便ということで満員。それも後方の席。
空港もバスでのご案内も最後のバスで。
ということで、帰宅は23時でした。東京も寒い!
仕事の収穫も沢山あり、長い1日でした。
アンプ改造最終段階 大型直熱管
さて手持ちのほとんどの直熱3極管を鳴らすことができました。
しかし、まだ残っています。
大型管が残りました。これも何としても聴きたい。ということでさらに改造を。
Vf=10Vに増設、そしてソケットのアダプター。
本当はプレート電圧1000Vで使うのですが、今回はその半分以下、1/3強です。
211
学生時代、クラブの先輩がこの真空管でアンプを作り、驚いたものです。
プレート電圧から真価は発揮しているとは言えませんが
音はダイナミック、ピアノは自然で綺麗。シンバルの響きは余韻も有り、
スネアドラムはややざらつき感、アタック感があって、ベースはこしもあってはずみます。
Rp=5K、Rk=1.5k、Vf=10Vでやってみました。
845
こちらはオーディオ用の大型管です。こちらも本当はプレート電圧を高く使うのが普通ですが、
今回はHC-2SEの電圧で使ってみます。
形状は似ていますが、音は違います。実際に流れる電流もこちらの方が多く、出力抵抗も小さいのでしょう。
軽く音が出てくる感じ、はぎれがとても良く、リズミカル、ピアノは柔らかくまろやか、211とは対象的な部分もあります。
シンバルの音などもすごくライブ的な暖かい響きがあります。
Rp=3.5K、Rk=1.5k、Vf=10Vでやってみました。
これらの球を挿すために作ったソケットアダプターです
これらの球のアンプはまず作ることはないだろう思って球を持っていましたが、
動作条件からは仮というしかありませんが音を聴くことができました。
さすが10Vの交流点火ですので曲間では低くハム音が気になります。
最近エレキットから新しい真空管アンプ、ハイブリッド真空管アンプ[200台限定生産](TU-H80)が紹介され話題になっているようで、そんなことに刺激され、久しく眠っていた熱が甦っています。なおこのキットは予約2,3日で完売、ただ大切な出力は真空管ではありません。価格は2万円、私が今回の試聴ベースにしたキットは5万円中ほどなので、どうお考えなるでしょうか。
3極直熱管試聴
こんな球も聴きましたということでご報告で
Svetranaの811-3
これはもともと送信管の811Aをオーディオ用にしたというもので
15年くらい前でしょうか、雑誌無線と実験でも話題となり、
購入、保存していたものです。
本当はB増幅用の811Aというトッププレートの球がオリジナルですがオーディオA級用に改良されたもののようです。
フィラメント電流がアンプ仕様を越えていますが
短時間でということで。
RK=1.5K Rpは5Kにしておきました。
元気の良い音ですが、意外にシンバルの響きは細かい。
ベースの輪郭ははっきり聞こえ、ピアノは粒が揃った感じ。
50とはあきらかに違いますね。ダイナミックでメリはりがあります。
そしてフィラメントが明るい、照明を消しても新聞が読める。
ベースは白いタイトで、ロゴが赤のペイントと派手ですが
球により、ロゴが全く裏側で挿し間違いかと思ったほど。
このたま、購入以来はじめて聞きました。
おそらく、この球のためにアンプを作るという発想はなかったので
こうして手軽(フィラメント用の電圧降下抵抗が違うので切替追加)
に聴けたのはラッキーです。
そして次の改造準備中です。
オーディオ・アンプの巨匠の名言でこれを聴かずしてオーディオを語ることはできない・・・
これはずっと気になっていたところです。「50」という真空管です。
自分はこの音を聴かないでオーディオをやってました。40年ほどです。
というころで、本日その夢が実現しました。連日やっていますアドバンスのHC-2CEの改造アンプです。
各種メーカーの「50」、形状がかなり違います。
この球はグリッド抵抗を低くする必要もあって、回路もトランス結合が多いようです。今回はSRPPでCR結合、グリッド抵抗を落とスイッチを設け、結合のコンデンサも大きくしました。
ケンラッド 50
とってもふっくらと鳴ります、どうどうとウッドベースがなりピアノの音も1つづつ立っています。ダイナミックスも有り、スネアの抜けも良く、シンバルは艶めかしい。リムショットがしっかり聞こえるのにも驚きます。
RCA 50
ピアノ音のダイナミックな変化、歌う感じ、きらびやかさは他にありません。
そのぶん、シンバルの響きはやや粗め。ベースは粘っこい。こちらのリムショット音は柔らかです。
ということで、音は聞く音楽で変幻するということで、ここからオーディオの面白さがはじまるそんな球なのかもしれません。
こんな球も聞けるのですから楽しいアンプです。
連日のアップのとおりですがアドバンスの2A3シングルアンプHC-2SEを改造、というかベースに作ったことになります。
2週間ほど前に、このアンプの回路概要が判った段階で、数年検討していたアンプができそうと
思って、行動に移しました。改造にかかった費用は余剰のU-808を除き1万5千円ほどでしょうか。
これが真相ということになります。それではお待ちかねの出力管差し替え試聴です。
VT-25 (10)VT-25Sylvania
3極管としては大変古典的な球です。ご覧のようにフィラメントはトリエーテッド・タングステンで明るく輝きます。
音も驚きました。爽やか、はずむ、けっして古典的な音ではないですね。びっくりしました。
スネアのワイヤー音も細かく綺麗、ベースのボーイングもリアル、低音もしまり良く気持ちがいいです。
ピアノは熱っぽい音が出ます。JAZZなら楽しめる球ですね。
Vf=7.5V、Rp=5K、Rk=1.5Kで試聴。
VT-62(801)
有名な送信管でアンプ自作でも人気があった球です。この球も美しく明るく輝きます。
音は楽器の分離度も良く、繊細、しっとりと鳴ります。ピアノなどは美しい。
シンバルには、色がつきますがこれは好みでしょう。
Vf=7.5V、Rp=5K、Rk=1.5Kで試聴。
VT-52
45の上を行くとも言われる球です。シルバニアのこの球はウェスタンと違いファイラメントが6.3Vです。
ピアノはまろやかで、分離度も高い、ベースもしっかり鳴り、シンバルなどの金属音もしっかりしてます。
ドラムのダイナミックスも有りますが、シンバルやスネアの響きには特有なものがあります。中低域がしっかりした印象です。
Vf=6.3V、Rp=3.5K、Rk=1.5Kで試聴
PX-25A
欧州の300Bとでも言いましょうか。
フィラメントが4V、ソケットは特殊ですが、アダプターを作りました。
(実は2年前に作ってあった)
購入してから15年、やっと音を聴くことができました。今回はRk=750なので真価とは言えませんが。
音はライブ感がたっぷりあって、ピアノは艶があり、楽器のメリハリがたっぷりあります。ベースはしっかり延びていて、輪郭もしっかり、響きも綺麗。
シンバルの響きは細く、スネアも細かく、良く分離します。ダイナミックスも有って各楽器が鮮明に鳴るのはさすがです。
キットのアンプ改造で本来の2A3に加え、代表格の300B、そして長年溜まっていた名球をここまで簡単に聴くことが出来たは感激でした。
もちろん1つ1つの球の力を発揮したアンプを作るのが正統でしょう。
しかし、それにはあまりに時間も労力もそして資金も、人生がいくつも必要でしょう。
過去からの球の特性と出会えたことは、楽しく幸せなことで有り、球たちにとって嬉しい瞬間であったと思います。
ということで、まる一日で、何とか形になってきました。
いかがでしょうか。
45を差し替えた試聴を昨日書いたところで、予感された方もいたかもしれません。
自分はエレキットのTU-879、TU-8300などですでに大量の出力管の差し替えをやっていますので。
この手の実験を始めるとやはり、電圧、電流くらいは知りたい・・・
ということで、B電圧、プレート電流を表示させるようにしました。
そして、フィラメント電圧を変えられようにし、電圧を表示させています。
実験の小手試しに。
300Bです。普通ならHC-1を選ぶところでしょうが。
ヒータートランスを追加してますので。
Vf=5V、RL=3.5KΩ、Rk=1Kで。
さすがにダイナミックな音で迫力があります。
実験用なのでシルバートーンの300Bをさしてます。
(WEを挿してはまた今度にしましょう)
交流点火なのでどうしてもハムはありますが(HC-1は直流点火)
300Bでの音質ですがTU-8300の時より快活で迫力があるのは
ドライバー段がSRPPなのとトランスがU-808だからでしょう。
この300Bなら小型スピーカーでもかなり鳴ります。
ジャズトリオベースなどダイナミックスはすごい。
さすが300B、元気系の音なら2A3の1枚プレートよりずっと良いですね。
逆に、ビンテージ系2A3は違った魅力があると言うことで
2A3と300Bが差し替えられるというのは違った面が使い分けられて
面白いと思います。
内部配線はこんな感じです。
改造が続くのでまだ束線してません。
さて改造も進みましたので、試聴です。
キット付属の2A3(SOVTEK)
キットには、ロシア製の2A3が付属しています。
1枚プレート(もともと2A3は1枚でスタートしたけれどオリジナルは希少で昨今の1枚ものとは別もの)ということで喜ぶ人もいるようですが。
これは復刻300Bの流れの派生で、2A3と呼ぶこと自体違和感があるのではないでしょうか。
確かに、出力もとれ、馬力のある音はします。
ということで、手持ちの2A3の差し替え試聴です。
シルーバートーン2A3
中国製で、ある時期多市場にかったものです。これは構造からも本来の2A3を目指したものでしょう。過去の雑誌の試聴でも悪くなかったと思いますが
自分の聞くかぎりではソフトでまとまった、真空管らしい音です。
ピアノには歪感もある感じ、シンバルの切れ響きも好き好きという感じです。
ゴールデンドラゴン2A3
時期によって種類があったようですがこれは4,5年前に買ったものです。
基本、これも2A3の音ですが、音の輪郭にハスキーなものがあって、
それが雰囲気を作っている感じがします。ピアノソロで判りますが
ジャズボーカルでは好きな方もいるかもしれません。
その分、シンバルの音などは特有な感じが付きます。これも好き好きですね。
RCA 2A3
これがオリジナルですね。うんとソフトながらちゃんとシンバルとか響くのは不思議ですね。
奥行きはあってでも楽器が整理・分離しては鳴らない、
60年代以前の音源を聴くには良く合うと思います。ピアノはしっとりでも
目立つところでは鳴りますが、それもうるさく音が立つということもなく
ひたすら
もともと2A3は出力や用途からもスケール感のあるダイナミックな音を求めるべき
ではないと思ってます。ロシア系の2A3の音には力強い傾向はあると思いますが、
2A3の本来の良さということではどうでしょうか。
JAZZで言えば小編成のピアノやボーカルをメインとしたところ力を発揮すると思います。
●試聴番外編 UX-45
この球は20年近く前に、昼休み秋葉原で特価品を入手、
球の名前も消えかかっていて、そのままでした。
フィラメントの電圧が2A3と同じ2.5Vということも有り、
今回の改造で動作条件を変えられるようになりましたので
RL=5kΩ、Rk=1.5KΩに切替て動作させました。
<HC-2改造アンプに45を挿して試聴>
噂どおり、小出力ながらまとまりの良い音がします。
今のオーディオのレベルから言えば、レンジが狭いのでしょうが
品位のある音でメインになるピアノの音を中心に
十分楽しめる、最近にはない、夜間なら十分に鳴ります。
HC-2の改造でこの球の音が聞けたことは良かったと思ってます。
左から 45、RCA2A3、キット付属のSOVTEK2A3
構造、大きさが違います。初期の2A3の1枚プレートは
おそらく左端の45のような形だったでしょう。
子供のころ、家にあった大型の真空管ラジオは叔父が両親の結婚祝いに作ったもので、出力管は2A3であったと聞いたことがあります。(そうしたことが判る前に返却されたようで)
家庭の電畜やラジオの出力管は出力の小さい45が高音質でポピュラーだったと聞きますが、条件がそろえば、今でも良い音で音楽楽しめるのは、やはり真空管の魅力です。
今回聞いた中で45やRCAの2A3は少なくとも50~60年以上を越えて音を出してくれた訳です。
現在ではi-Podなどで音楽を聞くアンプの手作りに真空管アンプのキットが人気のようですが、改造して中々鳴らせなかった球を鳴らすベースとして大変重宝する貴重な材料と思います。
改造で時間は何日かあきましたが、
これだけ違えば判らないということはありません。
真空管アンプらしい音、素直な音ですね。
トーンで低音をブーストしなくてもしっかりなります。
タンゴのU-808に換装したことの効果だと思います。
最終段との間にはフィルムコンデンサが入りましたが、
音は自然になった感じがします。試聴に使ったオスカーピーターソンはご機嫌になってくれます。
これより2A3のオリジナルも含め差し替えての聞き比べお楽しみに。
時間を頂きましたが
こんな感じに出来ています。
まず基本的なところから
1.出力トランスをU-808に換装して
このトランスの2時側接続を利用し出力管に対してのインピーダンスを切替できるようにします。
2.トーンコントロール回路を撤去します。
3..最終段を直結でなく、CRでカップリングします。
バランスがくずれグリッド電流が流れて出力管を壊さないためです。
4.自己バイアスを決めるカソード抵抗を切替式にします。
オリジナルは2.5K Ωですが、1.5K/1K/750Ωと設定できるようにします。
これに伴い、チョークトランスをシャーシ内に入れて、製品より大きな
U-808が取り付けられるようにします。
ステンレスのシャーシで加工が大変ですが
トランス用に穴を14個あけることになります。
トーンコントロール基板に音量ボリウムがついていますが
これは使わず、手配線でボリウムを追加します。
パネルは右より音量、カソード抵抗切替、負荷切替、?という順になります。
内部配線は適宜ラグ板など追加します。
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