アンプ改造最終段階 大型直熱管を聴く
アンプ改造最終段階 大型直熱管
さて手持ちのほとんどの直熱3極管を鳴らすことができました。
しかし、まだ残っています。
大型管が残りました。これも何としても聴きたい。ということでさらに改造を。
Vf=10Vに増設、そしてソケットのアダプター。
本当はプレート電圧1000Vで使うのですが、今回はその半分以下、1/3強です。
211
学生時代、クラブの先輩がこの真空管でアンプを作り、驚いたものです。
プレート電圧から真価は発揮しているとは言えませんが
音はダイナミック、ピアノは自然で綺麗。シンバルの響きは余韻も有り、
スネアドラムはややざらつき感、アタック感があって、ベースはこしもあってはずみます。
Rp=5K、Rk=1.5k、Vf=10Vでやってみました。
845
こちらはオーディオ用の大型管です。こちらも本当はプレート電圧を高く使うのが普通ですが、
今回はHC-2SEの電圧で使ってみます。
形状は似ていますが、音は違います。実際に流れる電流もこちらの方が多く、出力抵抗も小さいのでしょう。
軽く音が出てくる感じ、はぎれがとても良く、リズミカル、ピアノは柔らかくまろやか、211とは対象的な部分もあります。
シンバルの音などもすごくライブ的な暖かい響きがあります。
Rp=3.5K、Rk=1.5k、Vf=10Vでやってみました。
これらの球を挿すために作ったソケットアダプターです
これらの球のアンプはまず作ることはないだろう思って球を持っていましたが、
動作条件からは仮というしかありませんが音を聴くことができました。
さすが10Vの交流点火ですので曲間では低くハム音が気になります。
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