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2011年12月 7日 (水)

真空管アンプの魅力

最近エレキットから新しい真空管アンプ、ハイブリッド真空管アンプ[200台限定生産](TU-H80)が紹介され話題になっているようで、そんなことに刺激され、久しく眠っていた熱が甦っています。なおこのキットは予約2,3日で完売、ただ大切な出力は真空管ではありません。価格は2万円、私が今回の試聴ベースにしたキットは5万円中ほどなので、どうお考えなるでしょうか。

3極直熱管試聴

こんな球も聴きましたということでご報告で
Svetranaの811-3

R0028718

これはもともと送信管の811Aをオーディオ用にしたというもので
15年くらい前でしょうか、雑誌無線と実験でも話題となり、
購入、保存していたものです。
本当はB増幅用の811Aというトッププレートの球がオリジナルですがオーディオA級用に改良されたもののようです。

フィラメント電流がアンプ仕様を越えていますが
短時間でということで。
RK=1.5K Rpは5Kにしておきました。

R0028716

元気の良い音ですが、意外にシンバルの響きは細かい。
ベースの輪郭ははっきり聞こえ、ピアノは粒が揃った感じ。
50とはあきらかに違いますね。ダイナミックでメリはりがあります。
そしてフィラメントが明るい、照明を消しても新聞が読める。

R0028717

ベースは白いタイトで、ロゴが赤のペイントと派手ですが
球により、ロゴが全く裏側で挿し間違いかと思ったほど。

R0028715

このたま、購入以来はじめて聞きました。
おそらく、この球のためにアンプを作るという発想はなかったので
こうして手軽(フィラメント用の電圧降下抵抗が違うので切替追加)
に聴けたのはラッキーです。

そして次の改造準備中です。

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