真空管の女王2A3 と王様300B を1 台で堪能できる2A3/300B 自動判別式ステレオパワーアンプキット TU-8233
プレスリリースは18日に出たようですが、メーカーのメルマガが来たその1週間後まで知りませんでした。
発売まで約1カ月ながら専門店も静かなようで、このニュースを知らないマニアも多いのではないでしょうか。
「限定発売」が意味するものは何なのでしょうか。
一部のブログに在庫するTU-8230の流用ではないか?という疑問がありましたが、さすがにそれはないと思いますが、推察すれば大型部品の多くは使えるようです。
このキットをストレートに組んで、2A3で使うということで、音に不満が残れば、何の改造なく300Bを買ってさせば良く、300B は2A3に比べ高価と言ってもダイナミックで一般受けする音は間違いなくする訳です。
このキットの課題としては価格があり、2A3のアンプとしては高価ということでしょう。2A3 のアンプであれば発表より2万円やすければ、エレキットの作り易さ、音質とのグレードとして高い路線を出してないメーカーながら人気は大きいと思います。
しかし、300B/KT-88のTU-8300は1年足らずで完売したのに比べTU-8230は2年たった今でも時在庫があることを考えるとやすい価格設定は難しく、在庫店にとっては現在の価格でさえ限定販売ということで許されるものかもしれません。
結果から言えばこうした工夫を持ったアンプをTU-8300の後継として2年前に出すべきであった・・・というのが所感です。
TU-8230との比較は今後あちこちされると思いますが300B挿せるということで、これまでのTU-8230 は一気に見劣りしてしまうのではないでしょうか。(すでに販売終了とする販売店もあるようです)
発売予定のTU-8233の内部写真
既発売のTU-8230の内部組み立て例
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