失われた音11 齋藤宏嗣さん
オーディオブームの頃、活躍していたオーディオ評論家は沢山いましたが、齋藤さんは録音関係や電気関係を得意分野としていた・・・
当時のマニアの方には記憶のあるところと思います。齋藤さんは自分の卒業した大学の先輩で、教授から教えて貰い、ご挨拶をした記憶があります。ビブラフォン奏者の増田一郎さんが作っていた録音団体のマスタフォンの関係者でもあり、録音会では北村栄治さんや中本マリさんが登場しましたが、齋藤さんが決まって、マイクの選び方や立て方などオーディオ的な解説をしていました。そう今考えてみると先輩の存在は大きいと思います。自分が大学に入って音響の研究室にいて、音響のクラブに入っていたということもありますが、JVC音響設計をしていたK先輩を通じて太田一穂さんのお話を聴いたり、山水のショールームにいたT先輩に発表会をやらせて貰ったり、月刊「ラジオ技術」でアンプの製作記事を発表していたI先輩に聞かせて貰ったアンプやスピーカー、学生オーディオ連合を作ってオーディオフェアに出たH先輩には一般誌のオーディオページの取材編集の仕事を紹介して貰ったり、さらにオーディオ機器やオーディオの考え方について教えて貰った諸先輩も沢山いました。今思うとそうしたところから繋がっていると思うといろいろな思い出がよみがえり、あらためて感謝する次第です。
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