直熱3極管 2A3の音質
故浅野勇氏も著書で2A3について書かれていますが、戦後の3極管にとっても御手本なっており、実際に2A3が増幅器として果たした役割も大きく、戦前よりマニアに音の良い真空管として浸透、ST管ながら1960年代東芝が生産を止めるまで生き残った真空管でもあります。
自分は1960年代末アンプ作りをはじめましたが、名前と名声は聞きながらも、入手難からアンプを組みその音を実際に聴い1980年代に入ってからでした。それから夜間などのサブシステムのアンプとして現在まで使用しています。製作入門用の出力管として多い6MB8、6V6、6L6、KT-88などの多極管とは全く種類・性格の違う音で有り、内部抵抗の低さから低音出方、音質は原理からも違うもので水準以上のトランスであればふくよかな低音は多極管の多いキットのアンプの中では突出しているはずで眼を見張るところでしょう。
本ブログ読者の方の中にも使用者がおられ、そのレポートも期待されます。
この年末・正月に、そんなアンプキットも製作したいと思ってましたが、
偶然が左右しその資金が別のものに変わりました。
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