失われた音8 オーディオ評論家
オーディオブームの頃は、スターのような方たちでした。
その内幕は長岡鉄男さんが書いています。
長岡さんはもともと子供の科学などでクイズの出題や科学のエッセイ、トンチの聞いた話を書いている人で、自分読んで知っている人でした。
当時雑誌の企画の編集部の試聴室で一度でしたが二人でお会いして2時間ほど自分の作ったスピーカーを聴いていただいたことがあります。
意外にも温和で、言葉の少なく方でした。批評をしてくれましたが、こちらがアマチュアということもあったのでしょうが、建設的でいて刺激のとても少ない、いたわりのあるものでした。これは1対1だったこともあるのでしょうが、多くを知りできる方というのはそういうものかと思ったりもしました。何人か相対して知る評論家の方とは別格の人でした。
今考えると本、雑誌、販売店の店先などいろいろなところに評論家が出てきて我々はそれに動かされたいたのかもしれません。
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とても懐かしいお名前です。長岡さんのオーディオ記事は、僕が中学生だった当時、FMfan(だったっけ?)の記事でよく読んでました。エアチェックなんて今じゃ完全に死語ですね。
投稿: RDG 武林 | 2012年12月 5日 (水) 08時14分