ラックスの真空管アンプの修理
さていよいよ部品交換から。とにかくジャンクですから故障の修理というより、復元ということになります。本来壊れている部品を交換するのが修理ですが、すでに修理がされているようでそれが失敗してジャンクになったかもしれないというところもあります。
電源回路はすでにどこかの段階で部品交換をしていたようで
メーカーとは思えない半田づけ部分はコテを当てるとカラゲも挿しもしないので簡単に部品がはずれて判りました。
シャーシがゆがんだ時に抵抗3本が破損、ラグ板も歪み、部品があちこちでタッチしていました。
バイアス回路などの部品も交換されたようです。電源回路の一部は容量が間違っていたりでこのまま電源を入れたら焼損してしまう部分もありました。これが交換された部品。
部品を交換、間違いなどを直して、電源を入れ、A電源、B電源、C電源の出力を確認しました。
ということで破損部分、電源部分のパーツ交換が終わりました。
思った以上に変更や間違いがあるようで、回路を読みながらオリジナルへ戻す、パズルを解くような作業です。
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