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2013年2月 1日 (金)

SQ-38DS 回路変更

このところ修理・復元、改造と行ってきました。これまでの改造はあくまで追加改造で一般のヘッドホン端子、STAXの専用端子(新旧バイアス回路組み込み)でした。

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また音響用部品に置き換え、試聴を行い、調整や測定を行ってみると気付くことがありました。TAPEのプレイバック端子と一般の入力端子の音質差でそれは矩形波応答にも表れていました。プレイバック端子の方が音が良い。それはトーンコントロール回路が入らないからばかりと思っていましたが、回路図をよく見るとAUX入力にEQアンプをフラットな増幅器として使っていて、ゲインが高くなる分、アテネータを入れるということでDレンジ、fレンジ、SNとも損をしていてそれが音質に大きく影響していることです。

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これは設計の間違いではなく、このアンプが第一線にあったころの音楽ソースは完全にPHONO入力のレコードで有り、それはTUNER用端子がないことでも判ります。不要なTAPEヘッド入力はまずフラットなAUX端子としましたが、当時のAUXは本当に補助の入力で何でもこいでもまず使わないということで利得はそこそこ必要だけれど音質はさほど気にしないという設計であったのだと思います。今日のようにCD入力が音楽ソースとして多用されるなら、AUX入力の利得はそう大きい必要もなく音質も重視されるので、EQアンプは専用化してAUXはトーンコントール回路へ直接入力という回路に大幅変更することにしました。変更の手数は一見かかるのですが、すでにある配線は意外にも変更に向いた設計になっていました。

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合わせて気になっていた電源のブロックコンデンサーを交換ということで、チューブラー型でシャーシ内に収納。あわせてC電源の容量を倍の大きさに変更しています。

結果、信号配線のシンプル化、無駄な増幅ATTも無くなり、コンデンサの交換もあって音は非常にすっきりしたものとなりました。何より、セレクター回路がシンプルなったこと、スペースも出来たことで今後の改造にも道を開いたと思います。そして今回、真空管アンプのEQ回路の音質の素晴らしさですこのあたりを堪能できるようにしたいと思う訳です。

ということで単なる修理改造ではなく、設計を見直すことで本来の良さに現代としての磨きがかかったと思っています。

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