未試聴管をTU-8100改造で聴く
ユニバーサルタイプの変換ソケットで定数変更もできる・・・電気的な条件では不完全ですがこれまで聴いてなかった管の音出しをしてみました。
6R-A2
OTLアンプ用の3極出力管ですが、インピーダンスも合わず、低インピーダンス、低い電圧で電流を取るタイプの球です。アンプ定数を変更しました。感度は低くおとなしく柔らかな低音には品がありますが本来のOTLではどんなものでしょうか。
6R-A3
レギュレータ用3極出力管。こちらも本来動作は合わないのですが、可能な範囲で定数を変更しました。こちらも感度は低く中域は張り、シンバル・スネア音の響きは細かくとおりますがOTLアンプなどで使った場合はいかがなものでしょうか。
GWの試聴はこのあたりまで。
この一連で音質的に良かったのはつきなみでしょうが6R-A8ですが、これは定数変更の反則技なので、除外すると、結果面白かったのはCV4055でしょうか。ダイナミックな音は3結でもなくてもそれぞれに良さがありました。
このTU-8100をベースにしているとしても、テレビ球で余裕を越えた球ではなく、ラジオ球でこのアンプクラスのものを選んであげるべきでしょう。そのあたりもおいおい。
ユニバーサルタイプのソケットではありませんが良かったのEL-41でした。
こちらは8ピンのリムロック管で特殊なソケットです。6BQ5の原点ともいえる球ですが試聴では3結であってもなくてもダイナミックで躍動感のある音、スネアの響きなど音楽を楽しませてくれます。
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