実験アンプで未試聴管を聴く 50CA10
50CA10 は説明が不要なくらいな有名管。ラックスのSQ-38FDやMQ-60で使われた3極出力管。3極管は音がよいといわれても、出力が小さい、古典的で近代管が少ないと言われた中で、最後のオーディオ3極出管8045G登場前までは独壇場であった感じもしますが、それはやはりメーカー製アンプ、ラックスのアンプ・・・でということになるでしょうか。エレキット改造で聴く・・・のシリーズではさらに今では大変貴重になったヒーター電圧6ボルト版の6CA10で聴きました。(6CA10は自作アンプでしか活躍の場はない)
変換ソケットが残っておりましたのでヒーター電圧を変えて実験アンプで今回簡単に聴くことができました。
これらの球を入手した25年前はオリジナルのNECよりはリペア用の中国製が入手できました。左中国製 右オリジナルNEC
現在名管の多くが復刻で入手できますがこの50CA10や6R-A8は復刻されていないので入手できず、そのため
リペアできないラックスSQ-38はトランスが外されて販売、シャーシだけになって販売される・・・という無残な状況をつくっている・・・50CA10大変貴重ということです。
真空管の宝箱には中国製、NECの新品ペア、中古が残ってました。
前回は50Vのヒーター電圧聴くことができなかったというわけです。
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