実験アンプで未試聴管を聴く 50HB26
松下のOTLアンプに使用されていたので有名なこの球。画像でみるとMT管のように見えますがとてもでっかいマグノーバル9pin。変換ソケットを使って挿しました。
この球はおそらくメーカーアンプ保守用に残っていたからこそ10年ほど前に入手できたのだと思います。しかしこれまで、ヒーター電圧、電源電圧でなかなか動作させられなかった・・・
今回実験アンプのユニーバーサル化で試聴ができました。プレート電圧210V、スクリーン電圧115V、RL=2.5K、ヒーター電圧はもちろん50V。
音の立ち上がりがとても速く、シンバルの金属音をスリリング、ピアノの甘いところヒステリックなところ上手く鳴り分けます。低音はふっくら甘く、ドラム類の胴の鳴りがここち良い。なかなか他にない楽しめる音がします。
さて変換ソケットは過去ずいぶん作りましたが、今回はヒーター電圧の制約もなく、電源電圧も変えられるので、またいろいろ聴くことができると思います。過去エレキット改造でいろいろ聴いたレポートは以下からご覧ください。
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