実験アンプで未試聴管を聴く 6BL7GT
しばらく出張で止まっていたので再開です。双三極です。エレキット改造で6BX7を6L6系に挿すソケットアダプターを作っていたのでこれが使えます。
6BL7はテレビ用の垂直偏向出力管です。オーディオ転用では6BX7が有名ですね。この片ユニットが短管となったのがオーディオ3極管6GA4である伝説?は良くしられますが、6BL7は6BX7よりインピーダンスが高い球です。
手持ちにはGE製2本とシルバニア製2本がありました。Ep=260V、Ip=35mA、Rk=330Ω、Rp=5KΩとしてみました。2ユニットパラ接続です。
シンバルは細く繊細で大変綺麗な音がします。済んだ音と中域の刺激のない甘さはやはり3極管を感じさせます。インピーダンスが高いためか低域はやや軽い感じですが夜間、小編成を聴くにはなかなか良い味を出すと思います。高価な球ではないので人気が上がっても良い球だと思います。2社の音質差はほとんど感じられませんでしたが、個人的はシルバニアの方がバランスが良い感じがしましたが、こちらは見るからにランニング時間が長そうだったので、そのあたりが原因かもしれません。
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