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2013年6月20日 (木)

実験アンプで未試聴管を聴く KT-66(GEC)

番外編です。KT-66はすでにエレキットの改造(TU-879、TU-8300)で聴いてましたが、コメントをいただいて、あの「KT-66」の音を聴きたくなった訳です。

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Ep=250V、Ik=55mA、Rk=330Ω、RL=2.5KΩで聴いてみました。GECのデータブックに3結の動作例がありますが、これに近い動作、こうした設定が簡単にできるのもユニバーサル型の実験アンプだからです。この球はやはり3結でしょうか。いやULも元気快活で楽しいですね。

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NFなしのシングルアンプでもこれだけの音を出すのですから。シンバルのアタック音もしっかり聞こえ、ライブ感たっぷり熱く聴かせてくれます。エレキット改造の時に比べると出力トランスはタンゴ製ではなくビンテージのLUXのSS5B2.5になってます。60年代当時の名トランス、それだけのことはあります。実験アンプながら出力トランスに張り込んで良かったと思います。ただこのトランスが一線で活躍の頃はKT-66の入手はまず難しかったと思います。KT-66がアンプ自作で話題となったのは70年代の半ば、入手が可能になったのもそのころからと思います。

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