実験アンプで未試聴管を聴く KT-67(マルコーニ)
有名なKT-66とは一番違いながら形状目的も違う球で映像増幅用です。ソケットもヨーロッパタイプの特殊なG9ピンです。
以前のキット改造のユニバーサルアンプの際、大変苦労してソケットを入手して変換ソケットを制作しましたので今回利用して実験アンプで聴いてみました。
Ep=260V、Ik=50mA、Rk=330Ω、RL=5KΩでやってみました。結果はUL接続が良いようです。
音は全体にまとまりがあって、軽いながらもねばりがある独特な低音が楽しめます。
ネット検索をするとこの球を持っていてアンプ検討をしている人はいますが実際アンプを作って音を楽しんでいる人は多くないようです。実験アンプは思いついたところでデータシートをもとに設定して動作電流を見ながら設定を再調整、3結、UL接続など動作タイプも選べそれを試聴しながら行えますので自分なりに球の個性を尊重しつつ音づくりのできる本当に楽しいアンプです。
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