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2013年7月10日 (水)

実験アンプで未試聴管を聴く 6AS7G(ノーブランド)

もう1組在庫がありました。ブランド名がなく真新しい無名白箱に入っていたので、中国管かもしれません。
そして、ゲッターがトップになくWE421のように下側にあって、上から真空管内部がしっかり見えます。

R0034538

右がNEC製

R0034539
左がNEC製 右ではゲッターは管すそにある。

R0034532

Eb=195V Rk=900Ω RL=2.5KΩ Ib=65mA
同じ管種なので音の概要は似てはいますが
音バランスは低音域によることもなく、反面雄大な低音感はありませんが、逆にバランスが良いシンバル音は細めで、少しざらつきが有り、響きはないのですが金属感よく出ています。スネアドラムのアタック感はあり、ピアノのソロも甘くねっとり鳴いてなかなか良い音がします。

R0034530

NEC管との外観比較はゲッターだけでなく、管のシルエットも違い、NEC管の方が肩が高い感じで(ウルトラマンに出てくる怪獣ジェミニのよう)
こちらの方がトップがクリアということ有り全体にナイーブな感じします。専用のアンプを作って、レギュレーター管と言わなければ
十分2A3などの3極管アンプの仲間に入れて貰えるかもしれません。

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