実験アンプで未試聴管を聴く 6C33B-C
ロシアで航空用に開発されたと言われるまさに最大級のレギュレータ管。あのミグ戦闘機に乗っていたとも。もう20年くらい前、秋葉でソケット付きで特価で販売したものを購入したものですがこうして鳴らせる日が来るとは。
ヒーターは6.3Vですと6.6Aになります。これでは実験アンプで使用しているレギュレータの範囲を越えてしまいます。1本で2つのヒーターがあってこれを直列にして12.6Vで3.3Aとなり、これで使用しています。
Vb=175V、RK=330Ω、Ib=100mA、RL=1.25KΩで試聴。
みかけは厳ついので、変わった音がしそうですが案外がまっとうな音がします。
低音は6336Aよりはひきしまっていますが、ダイナミックな音がします。中音は透き通った音ではないけれど、ピアノ音は熱ぽく響きます。スネア、シンバルの音は生めいていてライブ感たっぷり楽しめます。
実験アンプのベースが空いていたのも、こうした超大型管を実装するためであって、かまぼこ板ベースは増設交換に便利という訳です。
« 実験アンプで未試聴管を聴く 6336A(セトロン) | トップページ | 墓参り »
「オーディオ」カテゴリの記事
- ボイスチェンジャ(2024.08.20)
- 落札真空管のチェック(2024.08.14)
- オークション対応とアンプ接続、連休最終日(2024.08.12)
- 園まりさんのレコード入手、試聴(2024.08.06)
- 月初の処理(2024.08.01)
コメント