実験アンプで未試聴管を聴く 少しまとめ
これまで課題であったレギュレータ管をオーディオアンプの出力管として日替わりでつぎつぎ聴くことができたのも実験アンプのおかげです。まだ未試聴管は結構ありますが、ここまでをまとめておきましょう。
これが実験アンプの本体です。
カバーを外すと今はシングルアンプの出力段とSRPPの前段がセットされていますが、これも交換を前提にしています。出力はラックスの名シングル用トランスのSS5B2.5がセットされています。B電源は低電圧90~160Vと中電圧200~280Vの切り替え可変が可能、さらにスライダックがありますのでもっと自由に可変できます。
パラメータとして出力トランスのインピーダンス、第2グリッドの接続による動作選択、スクリーングリッド電圧、バイアス抵抗変更でき、プレート電圧、バイアス電流が常時、読み取れます。
そして、各種真空管を挿すためのアダプター、こちらが昨日の6C33用。こんな簡単なものでも特殊大型の真空管が動作できるのは以上のような構造、パラメーター設定が可能だからです。
以下は各種変換ソケットです。これで各種の球が挿せます。全部で40種以上あると思います。
まず6L6タイプのGTソケットへの変換です。
ST管、マグノーバル、コンパクトロン、MT7,9ピン、ヨーロッパ管からの変換です。
GT管どおしの変換ソケット群です。
こちらは6BQ5タイプへの変換ソケットです。GT管→9ピン変換をしてから使いますが、ユニバーサルタイプがあるので現状必要なのはリムロック管用くらいです。
こちらが、A電源用のレギュレータ。6V2.8A、12V5A、24VDCとトランスレス100Vが差し替えで、B電源とは独立した設定ができます。
あとは、各真空管の定格や動作例を調べて設定音出し試聴、調整して行きます。
各種変換ソケットはエレキットのアンプ改造で使用したものですので
詳細を以下リンクでごゆっくりご覧ください。
http://mtomisan.my.coocan.jp/page122.html
代表的な所有真空管は以下のリンクからご覧になれます。
http://mtomisan.my.coocan.jp/page058.html
現在、1管/1日のペースでだいたい試聴していますが
もし、この真空管1台1台にアンプを作り上げていったとしたら・・・
資金・時間は自分の人生ではとても足りない・・・実験アンプでは
さらに細かな動作×音質の検証も簡単にできる・・・そんな体験と蓄積を日々させてくれます。
残り管を試聴して行きましょう。
« マンゴーサイダー | トップページ | かじのや 北海道小粒納豆 »
「オーディオ」カテゴリの記事
- 週明け雨からスタート(2024.11.18)
- 作ったツールのテスト(2024.11.12)
- ツール製作(2024.11.10)
- 電子部品到着(2024.11.08)
- トランジスタ技術2024年12月号(2024.11.07)
コメント