実験アンプで未試聴管を聴く
早いもので今年も半分が過ぎてしまいました、本年はラックスのSQ38DSの修理改造から始まりキット改造ではなく、久々にオリジナルアンプ作るところとなりました。
考えてみますと、40年以上前、学生時代は雑誌掲載の記事をコピー製作していました。
電子工学全般を学び、トランジスタ、OPアンプ、デジタル回路など回路全般をいじるようになって自分でも解説や製作記事を書くということをしばらくしていました。メーカーでエンジニアとなってそして個人で今オリジナルの真空管アンプを作るとなるとこれまでの経験がすべて生きて新しい発想ができます。
40年以上前の事象も十分な理解ができるようになりました。昔のデバイスもいじってみると日々新しく感ずるとともに古書にある先輩たちの研究もあらためてその声が聞こえてくる感じがします。
一方で、オーディオショップに足を運んでも正直興味の湧くところもなく、沢山のアイテムがありながらも広いオーディオの中でもほんの一部を同じような視点で、オーディオ本来にあったはずのクリエイティブさでの面白みはほとん感じません。
温故知新、未試聴管を聴くということはそんなところなのか・・・と動作させ聞こえてくる音に楽しさを感ずると自分のやってきたオーディオの道のりも今一度、選択と可能性、その反省と確認をしていきたいと思います。
ということで、双3極レギュレータ管試聴に対応した変更を致しました(5998A)
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