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2013年8月14日 (水)

実験アンプで未試聴管を聴く 6CK4

3極管は音が良いということで言うと、今は2A3や300B、昔特に1960年代後半~1970年代では夢のような話になります。こうした直熱管が入手できない時は6R-A8、50C-A10のようなラックスのアンプで知られる球がありますがこれらはビーム管の管内3極接続。

当時知られる球には6GA4がありますが、これら一連の球には後年に復刻がなく(50C-A10のみ一時、中国系の球があった)、6BX7(双3極)などが代用される中、テレビの垂直管があります。

この6CK4もその1つで、類似球で言うと6BL7(双3極)、6AH4、などより格上で十分なヒーター電力、定格を持った球として隠れた人気のようです。ヤフーオークションで入手しましたが高めの価格でした。ヒーターは容量から明るく点灯します

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Vb=245V、Ib=52mA、Rk=390Ω、Rk=5KΩで試聴

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シンバルの響きがさわやかで低域までしっかり出ます。ピアノは上品で、低域まで分離し音が澄んでいます。3極出力管のもつ好印象が良く出ており音楽が楽しめるというところで人気が判る感じがします。良い球だと思います。

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文献によれば、この球メーカーにより構造や材料がまちまちなようで、それが音質差となるかはなんとも言えません。

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