女性ボーカル対決試聴
女性ボーカルの再生にはどんな真空管アンプが、また真空管はどんな球が良いのか・・・工房の整備をしながら試聴することにしました。
真空管アンプには、やはりアナログディスクがベストマッチです。
試聴したのは、懐かしいところで上田知華、やまがたすみこ、山口未央子、尾崎亜美、須藤薫。
TU-8300の出力トランスをタンゴFW-20に換装し、出力管KT-88で改造してUL接続としたアンプは馬力もあって、ボーカルが分離して聞こえます。
http://mtomisan.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/tu-8300kt-88-25.html
さて対戦としてはアドバンスのHC-2SEは2A3用ですが改造して各種の球が挿せます。
http://mtomisan.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/hc-2se-2139.html
オーディオとしては大型になりますが845を選んでみました。ヒーターは10V、電流は3.25Aと大変大きく、部屋が真っ暗でも新聞hが読める・・・
http://mtomisan.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-0668.html
本来は1000V前後のプレート電圧で使うものです。声には芯があってしっかりします。このアダプターを作っておいて良かったです。送信管の211も挿せます。
211を知ったのは大学1年の時、クラブのI先輩が作ったアンプを聴いたときでした。のちにアンプではラジオ技術の執筆をされ影響は大きかったです。ただ今回はアンプキットの利用でありプレート電圧は400Vほどです。しかしこの球がかんたんに挿して聴けることは素晴らしいことと思ってます。このアンプはヒーター電圧が5Vの300B、7.5Vの50、4Vの系のPX-25もさせます。
女性ボーカル曲にはアナログディスクの温かみあるサウンドに真空管アンプを合うと思いますが、中高音の輝きは211、低音まで響きは845というところでしょうか。
2つの球は画像から似ているように見えますが、内部インピーダンスが違い、オーディオ向きに845の方が低く(画像の電流値が大きい)なっています。
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