製作動作したTU-8200をチェックをする
組んで不幸にも動作しない場合はどうしてもチェックをして動作させなければいけませんが幸運にも音が出ても、かんたんなチェックはすべきだと思います。
TU-8200は幸いにもトップカバーをはずすと、メイン基板が表面に出るので、かんたんなチェックなら可能です。その際使うのはアナログテスターではなく、DMM(デジタルマルチメーター)になります。真空管回路は一般に高インピーダンスですので。
TU-8200の説明書には回路と特定のポイントの電圧が表記されています。音が出ていて使える状態であれば、この全部のポイントをチェックする必要はありません。また回路図のポイントを基板上に見つけるには苦労しそうですが実は調べるべきポイントは解りやすいところにあります。
6L6GCのソケットPINの3番(プレート、説明書の22、21ポイント)が245-275V、6L6GCのPINの5番(グリッド、説明書の13,14ポイントにほぼ相当)がー12~ー24V、6L6GCのPINの8番(カソード、説明書の17、18ポイント)が0.4~0.6V。そして各左右に大きな差がないことをチェックします。
通電しながらですから、感電・ショートなどには十分注意しましょう。
聴いてチェックでは説明書どおりですが、微細な部分を追加すると音に歪がないか、左右で音量レベル差や音質、ノイズの量・質に差がないかなどです。
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