TU-8200の性能測定をする
測定環境も整備できました。工房用の測定シートも作成しました。
この項目を測定、記入して行くとまとまるようになっています。
測定中の様子です。周波数特性、入出力、歪率などを測定しますが、ミリボルトメーターとオシロスコープを外付けしていますので、常時入力レベルと波形を監視でき、また左右の切り替えはダミーロードボックスででき測定の効率化できます。
こちらが測定結果です。メーカーの発表値と比べると面白いです。
周波数特性、定格入出力、残留ノイズが説明書に掲載されています。
周波数特性は一致、出力は歪をどこまで許すかですが実用は6L6GCのUL接続で8Wは少し欲張りな値です。測定では6.5W程度。でもdB的にはそんなに大きな差ではありません。残留ノイズは測定条件もあると思いますが発表値ほど小さくはなかったです。
さて、歪率は発表ありません。実際に測定するとソフトディストーションで、周波数でもほぼ同様で真空管アンプとしては好ましいところと思います。
波形応答もシングルアンプとしては素直でがんばっていると思います。
左から100Hz,1kHz,10KHz上:入力、下:出力
« 吉祥寺も大雪 | トップページ | TU-8200の改造と活用 »
「オーディオ」カテゴリの記事
- 雑誌と雑誌付録の処分(2025.01.21)
- 久々の測定(2025.01.10)
- 2024年年末の作業(2024.12.26)
- 整理片付けは進む(2024.12.20)
- 機材の整理チェック(2024.12.19)
コメント