TU-8200 製作組み立て→完成
前日にボード1の組み立てをしましたが、仕事を終えて22時を過ぎてから始めましたので、ソケットなどの取りつけを残していました。こうした部品は取りつけを誤ると修正が大変なので、クリアーな頭でと残してあったからです。ということで残りの部品を取り付けました。
次にボード2の組み立て。抵抗などは残りの部品を使うのでボード1の時よりまちがいのないように注意が必要です。
ユニット2は部品は少ないですが、取りつけ方向や浮きに注意で油断なりません。
裏面にソケットがつきます。半田のポイントが多く、熱量をとりますので連続的作業ができるかは半田付の技量と半田ごての熱容量のバランスです。
ユニット6は入力端子類の基板。ミニジャックは面実装型の部品です。
ユニットにユニット6を付けるなど、構造化が進みます。
これでユニットは出来ましたので本体への組み立てです。
端子のユニットと出力トランスをまず取りつけます。
ボリウムのユニットはソケットで挿して背面のコネクタのユニットと接続。これまでのようなワイヤーでの配線がありません。
さらにそのうえに電源トランスが乗ります。電源系の配線だけ別ですがこれも配線ではなくコネクターを挿すだけです。
そしていよいよメインボードが乗ります。これでカバーをかけてねじをしめ、シールやつまみをつければ完成です。
自分は正味で4時間以内でしたが、入門クラスのキットの2倍くらい部品点数はあり、個人は出ると思います。
何のトラブルもなく火入れ、音が出てきました。
試聴などは、また掲載しましょう。
線材配線がないことは ずいぶん作りやすいと思います。反面基板と基板を半田でつなぐところも多いので、初心者は半田コテを熱量で使い分けた方が良いかもしれません。
休み2日をかかけるくらいの慎重な気持ちで がお勧めです。
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こんばんは。
TU-8200、完成おめでとうございます。
キット付属のボリュームは例によって100kのBカーブですか?
写真を見る限り、ボリューム取り付け基盤に空きスペースがあるようですが、
TU-882のように、取り換えを意識した設計なのでしょうか?
投稿: RJ213 | 2014年2月 1日 (土) 22時46分
書き込みありがとうございます。ボリウムは50KΩAタイプ2連です。現在ではパワーアンプの入力可変抵抗はレベル調整ではなく音量ボリウムそのもの時代ですからA型でないとクレームなのかと思います。
説明書には全くありませんが
この部分が基板が割りとれるようになってまして
割らないようにと基板上のシルクに入ってます。
シルク穴の様子では16型の基板タイプも可なのか
24型、角型ディテントは基板を作るか、手配線かそのとき割りとり、本体基板からはフラットケーブルが渡せるようになっているようです。
投稿: 初恋天使 | 2014年2月 2日 (日) 15時50分
遅くなりましたが、返信ありがとうございます。
Elekitは、ここのところ100kのBだったので、50kのAに変わったのですね。
投稿: RJ213 | 2014年2月10日 (月) 20時55分
TU-879Sに比べると、シールド線の半田メッキとかヨリ線引き回しとかがなくて、熟練の必要が少なそうですね。
トランスが磁気シールドされずに密集している点とかは気になるものの、完成度は高そうです。
6L6GCやKT88に挿し換える人も多いですが、個人的には6L6EH管が大好きです。ギターの表現力は秀逸かと…
投稿: やっぴぃ | 2015年5月 7日 (木) 12時59分
やっぴぃさん
こんにちは。書き込みありがとうございます。
エレハモの6L6はもともとのTU-8200に付属する球ですね。5881/6L6WGBに近いとも言われますが
ダイナミック音は6L6GCを越えている・・・という評価もありますね。
独特の段付き黒ベークのベースは好き嫌いが
あるかもしれませんが、TU-8200の評価が高いとろの一因になっているかもしれません。
特にTU-8200では動作も選べるのでこの球1種で楽しめる、良いキットだと思います。
投稿: 初恋天使(管理人)初恋天使 | 2015年5月10日 (日) 01時30分