TU-8200 出力管差し替え KT-88試聴篇
ビンテージのKT-88(GL)です。
3結はTU-8300で聴いた聴きなれた音で、ULよりおとなしい音がします。ジャズではシンバルの響きに違いが出ます。5結にすると高音にささくれた感じが出てきますが一番自由奔放な音になります。共通して6L6GCと大きく違う のはスケール感でしょう。安心した中低域、馬力が違います。スピーカー三種ではそれぞれで良さが出たと思います。UL接続で、フルレンジでは金管に良いものがありました。高域の繊細さに欠けるところもありました。
ジャズファンには好ましいバランスと思います。6L6GCとはギターのツヤが違いますが好みもあると思います。
現在、一般に入手できるKT-88は著名アンプの保守用になっているものもあるようです。
このあたりとの比較も面白いと思います。
管形も微妙に違います。左2本がビンテージオリジナル(英国製)。その右隣がGLジェネリック(ロシア製)、右は90年代ロゴが類似で楽しいゴールデンドラゴン(クラシック)。
近年入手できるKT-88、左からエレハモ、
KT-88ながらダルマ型で6550似。
6550はKT-88と互換のあった米国系の球。
タングゾルの6550 (ロシア製)、 ビンテージの6550オリジナル。
このあたりも継続試聴比較したいところです。
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