TU-8200の回路と試聴
TU-8200の回路については回路図をもとに解説したいと思っていますが、測定ユニットを製作して球を差し替えてみると、この回路がうまく動作していることが改めて解ります。
1月末発売になって、多くの方がそろそろ完成したころで、マニュアルにある出力管の差し替えやカップリングコンデンサを取り換え楽しんでいるのではないでしょうか。
今回差し替えの球種がTU-879より増えている理由としては自動バイアス回路の動作と自己バイアスを使わず(半自己バイアス)電源電圧を250Vくらいまで下げていることにもよると思います。
差し替えの音質もすでにブログなどで見かけるようになってきましたが、意外に音質差が大きくないという方もいるかもしれません。ヒントとしては試しに現行の球ではなく、オリジナルの球で比べること、低音に関しては使われるスピーカーで差がことなることなどでしょうか
ということ試聴計画中です。
« TU-8200 スピーカーを作る2 | トップページ | DV-7大阪セミナー »
「オーディオ」カテゴリの記事
- ボイスチェンジャ(2024.08.20)
- 落札真空管のチェック(2024.08.14)
- オークション対応とアンプ接続、連休最終日(2024.08.12)
- 園まりさんのレコード入手、試聴(2024.08.06)
- 月初の処理(2024.08.01)
私もTU-8200を改造しました。
①12AU7の2段増幅を12AX'のSRPP
NF抵抗値変更、C削除
パターンカットなしでできました
②トランス交換
75MA流れていましたが、手持ちのTOEI OPT-5Sに無理やり交換
出力のCR削除
本当は10W程度がほしい
10KHZの方形波の形が良くなり、まったく音が変わりました。
投稿: 比良さん | 2015年6月14日 (日) 23時55分
比良さん、有益な情報ありがとうございます。
TU-8200が発表された時、前段がMT管2本ということでSRPPドライブがついに来たかと思ったりもしました。パターンカットなしでできるんですね。
購入前はトランス交換は考えていたのですが、構造を見て自分は断念しました。付属出力トランスも優秀という記事などもありますが、やはり出力トランスが音質を決めるところは大きいですね。
投稿: 初恋天使(管理人)初恋天使 | 2015年6月18日 (木) 00時53分