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2014年3月18日 (火)

TU-8200で3結を楽しむ

UL接続で好結果の得られる球が多いのが個人的な感想なのですが、
その中で過去の経験(TU-8300)で3結が良かった・・・
記憶に残るところから試聴をしてみました。

シーメンス F2a 3結

業務用アンプに使われたというドイツの出力管です。とにかくセラミックベースの接続ピンは変わっていて(ヨーロッパオクタル)、数年前に作った変換ソケットでは大変苦労したことが思い出されます。しかし一度作っておけばこうやってかんたんに試聴できるのは大変うれしい話です。

R0037212

クラシックではバランスがよく、響きも深い。
入力-28.5dBで1W(歪2%)、最大出力3.7W(10%)、DF=4

これがULだと

入力-29dBで1W(歪1.5%)、最大出力は6.8W(10%)まで上がります。

ステレオサウンド誌別冊ではビーム管接続と3結の音質差は比較的小さいとされています。

R0037211

シーメンス F2a11 3結

こちらはEL156用に使った変換ソケットがそのまま使えました。

 

R0037239

こちらもクラシックは大変良く、弦楽の深みきれ、シンバルの響き、
ギターのつぶだちは良いです。
入力-29.5dBで1W(歪1.1%)とほぼF2aと同じデータで最大出力は3.2W(10%) DF=4

R0037222

同誌ではF2aとは構造も違い、改良版では?とあり、高域の味付けがあるとも言います。

記載では両管は大きさ(高さ)が違うとありますが、

R0037282

こんな感じ(左が11)で、大半はベースによりものなのですが、よく見るとプレート丈は同じながら、上部ゲッターの構造と寸法がわずかに違っており、11の方が管の頭が若干高い感じです。

スタイル、音質からも11と思いますが、その差は小さいように思います。F2aはソケットの入手が難しいためか程度の良い中古?ペアーで1万円と安かった記憶があります。

東芝 6G-B8

ビーム管の3結で聞くのは6G-B8の3結です。

R0037219

入力-28dBで1W(歪1.4%) 最大出力4.6W(10%)、DF=7.3です。

(ULでは入力-32dBで1W(歪1.7%) 最大出力7W(10%)、DF=4です)

R0037280

1960年代少年時代の僕らには国産最大級のオーディオ出力管であり、横綱であった訳ですが、それもデータシートや広告東芝のアプリによるもので、製作記事の登場もそう多くはなく、実物を聴く、見るといった記憶もほとんどありませんでした。

受けていた印象からは派手さもないのですが3結の音は意外なほど堅実で、まじめな音がします。クラシック、ジャスピアノトリオなどは無難にこなしますが低音にも余裕があってよいバランスをします。当時の生産も東芝だけであったはずで、以後現在にいたる海外メーカーの生産もないはずなので話題の少ない球かもしれません。

今回紹介の3管の3結の奏でるオーケストラの響きはシングルアンプ離れをした豊かな響きを持っており、日独育った環境は全く違うのですが電圧感度の高い球であることも不思議な共通点です。

TU-8200での3結試聴はこれまでのエレキットのアンプで差し替え(たとえばTU-8300)では聴くことができない音でもありました。今回採用された自動バイアス回路によるところがあると思っています。

R0037237

このところ聴いてきた一連の球を並べてみましよう。

LUX8045G、GDKT-99A、NEC6C-A10、シーメンスF2a11、同F2a

R0037221

ムラードEL34(レポート未紹介)、GD-KT99A、東芝6G-B8

EL34を除けば、たぶんTU-8200を製作された方でも挿して聴くことが少ない球とは思いますが、それぞれ個性も持ち主です。

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