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2014年3月14日 (金)

TU-8200 出力管さしかえ KT-90

おなじみKT-88を超える超KT-88族から。
KT-90はGD(ゴールデンドラゴン)製は1990年代に出していて、無線と実験、その別冊でみかけ、KT-88の背を高くしたようなデザインは独特で頼もしいものがあったけれど、以前から外形がEL-156に似ているとは思ってましたが、比較してみると内部構造も似たものがあります。EL-156はヨーロッパ管独特のソケットベースですが、これをなじみぶかいGT8Pinオクタルベースにした・・・
のではと想像が広がってきます。

R0028371

音質は3結ではおとなしくなりすぎてKT属の魅力はないように思います。5結では音が荒れ過ぎということでやはりULに落ち着きました。
KT-88を超える拡張というより、自然に音が出てくるという別格な感じで、出る音にシングルアンプらしくない余裕が感じられます。
特性的に測るとUL動作で、出力約6.5W(歪10%)、1W時で歪率2%前後でした。

R0028370

こうなるとEL-156と比較してみたくなります。
EL156はカッティングマシンに使われたことも知られる大型ビーム管ですが
資料によれば、ビーム管と5極管との中間的存在とも言います。

R0037209
変換ソケットはすでにできていますのでTU-8200ですぐに試聴。

R0037208
ヒートアップはKT-90より時間がかかりますが
音はやはり自然に出てくる感じで、各楽器の音が分離して、粒立ちが良い。低音はしまっていてはりが有りとてもさすが好感が持てます。
特性は出力約6.5W(歪10%)、1W時で歪率は低く0.5%前後でした。

R0037210

KT-90と比べてみましょう。

R0037213_2

左がKT-90(GD)、右EL-156

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