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2014年4月 3日 (木)

TU-8200に合うスピーカーを探すFFシリーズ(2)

今回TU-8200に接続したのはFFシリーズでもFF-WKと呼ばれるもので従来のFFシリーズを改良、リッジドームと2層抄紙コーンの導入で、バスレフ用とされるものです。近代的なこのようなスピーカーが真空管アンプに合うのかどうか・・・

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そしてこのFF-WKシリーズですがシリーズで10cmサイズを加えたことがカタログに特記されていますが、10cm口径スピーカーと言えば、FE-103を代表として知られるフォスター時代から伝統のサイズのスピーカーです。

Img_7933

8.5cm、10cm、12cmの3つのサイズの音は相似ではなく、TU-8200と、音楽ソースのジャンルで特色がでてきます。

Img_7934

クラシックでは、FF85Wは繊細な表現で奥行き感が有り、FF105Wは弦は細く清々しい広がりあり、FF125Wはしっとりとした中低域が鳴ります。

ジャズのピアノトリオではFF85Wは奥行きがあって歯切れが良く楽器のバランスも良く、FF105Wはダイナミックでスネアは少し曇るがシンバルは抜けがある。FF125Wはシンバルでは少し高域が足ないがサウンドは12cm口径とは思えない腰のある中低域がします。

ロックではFF85Wには中域にエネルギー感が有りエレキギターが冴え、FF105W奥行きがあって少し引っ込む感じはありますがディストーションギターでも分離して聞こえます。FF125Wでは中低域がしっかりしていてボーカル音は立っていて、高いところが固まった感じがあります。

フュージョンではFF85Wアコーステックスギターがしっかりして、まとまった音でFF105wでは

広がりがあって響き有り清々しさがあります。FF125Wではアコギがエレガントでしっかりしています。

ポップではFF85Wで女声で爽やか、FF103Wでクリアバランスが良く、FF125Wではボーカルで芯があって中低域に芯があります。

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