TU-8200 出力段カソード・パスコンの挿し換え試聴
電解コンデンサの電気特性、回路特性である歪率に思った以上に差が出ることが解り、影響が思った以上に大きいことが分かりました。
これまで他のアンプでの自己バイアスで部品を挿しかえてもそんなに大きいな音質差にはならない経験をしていました。今回は特性の優秀なコンデンサが有り、今回の自動バイアス方式で回路方式の定数のオーダーも違い歪率の差になったと思います。
実際に試聴してみると、音質差も思った以上にありました。
海外製
フィリップス(青):ピアノ音に歪感がるがその分、アクセントはあり、ギターも味がある。
フィリップスLowIMP型お:ディストーションギターが良く伸びる、シンバルは爽やかで、リムショットにアタック感がある。
スプラグ(茶):シンバルに特徴が有り、ピアノは引っ込む、ギターには響きがつく
スプラグRDE:ピアノにツヤがあり、ギターは自然、シンバルの響きは伸びる。
国産
シルミックⅡ(茶) 奥行き感があって、しっとり、自然な音
シルミックⅡ(黒金) ピアノがソフトでボーカルは綺麗
導伝性高分子アルミ固体 (シルバー紫) レンジは広い感じはするが癖がある感じ
MUSE FG ギターには乗りがあって音楽的に好感
MUSE KZ25V 歪感が少なく、平たんな感じ
MUSE KZ50V 中域に力がある、バランスは良い
音質評価で大切なところで1つあるのはスピーカー。分解能、癖の強さで音の違いの差は変わり、評価が変わるというところ。もちろん出力管、動作でも変わってくるでしょう。
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