60年代からのオーディオ
新装となったラジオ会館で、旧ラジオ会館について思い起こしています。
旧ラジオ会館が8F建ての新ビルでオープンしたのは1972年5月ですが、丁度オーディオ誌の1972年6月号にはその状況が残っています。
テレビ音響はテレオンとしてオープン。もともとラジオ会館創設からの入っていたと思います。
こちらは東海オーディオで「ヤング・オーディオ」が「ナウイ」訳でして。
つまり老舗オーディオ店だけでなく、オーディオ層広がりでたくさんのオーディオ店がこの時開店していたことになります。
オーディオも「ステレオ」「ステレオサウンド」のような本格誌、「無線と実験」「ラジオ技術」「電波技術」と言った製作系誌、「週刊FM」のようなFM誌のオーディオ記事・製作記事など様々な雑誌に情報が掲載され、いわゆるオーディオブームとなります。個人的には製品は1,2,3階にあった第一家電にもお世話になっています。
70年代半ばからはNECのTK-80のようなマイコンブームから始まるパソコンブームもラジオ会館は秋葉原の中でもその中心地にありました。
後年、オーディオでは中古オーディオ店や若松などのパーツショップ、三栄無線のようなキットショップなど充実していました。上記広告にある丸善もジャンク品などを扱って人気だったように思います。
オーディオからPCまでと広くなると、テープやFDDなどメディアの安売り店などマニアックでありながらも庶民的な店の集合体といイメージが強く残っています。
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