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2014年10月17日 (金)

60年代のオーディオから 300B

TU-8300の10万円弱というキットの値段を高いとするかどうかは意見の分かれるところでしょう。60年代、貨幣価値、物価も大きく違いますがプリメインアンプのメーカー製品は3~10万円、ラーメンが50円~100円という時代であったともいますのでそのまま推定すると相当高価なものであったことになります。

R0039233

TU-8300の出力管である300Bは当時WE300Bで、日本では流通しておらず、製作記事は当然ながらまずありませんで、あるのは300B物語的なものでした。それでも個人的にアメリカから買ってきたものなのか、まだ個人での輸入などできたのか解りませんがせんがだいたい1本1万5千円くらいになる・・・なんて記事の記憶があります。秋葉原でもう東芝の2A3の入手は難しく、RCAの2A3が1500円でしたが、今考えるとやはり10倍の価格差くらいなのかと思います。

当時もアンプキットはあって、50CA10を使ったラックスのKMQ60なんかは有名で、5~6万円であったと思います。

Tu8300r

さて現代の話、ひところキットブームも去り、選択は少なくなっています。WEの300Bはペアで10~20万円くらいだと思いますが、300Bとしては各社より出ていて、オリジナルの1./10くらいの価格ですのでそのアンプが10万円くらいというのは理不尽な値段ではないと思います。
このアンプでどんなスピーカーを鳴らせばよいか、どんなスピーカーを使うならこのアンプということにばるのか・・・ということもあると思います。

スピーカーの選択は当時より狭くなっている感じはします。

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