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2016年1月

2016年1月31日 (日)

エレキット ヘッドホンアンプ TU-HP02 レビュー番外編 試聴準備 

トラ技の4月号の連載製作記事の原稿を繰り上げて本日入れて、引き続き検証音作りをしています。そんなことでレビューができていないのですが、次の試聴について計画をしつつ、思いついたTU-HP02活用で、エフェクタや電子楽器試作をポータブルヘッドホンアンプでしてみては・・・早速先バラのケーブルを作ってみました。

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しかし、このケーブルは入力だけでなく出力にも使える・・・

丁度1年前、10cmフルレンジ・スピーカのフォステクスのFE103Solを買いそこなって探していたら、メルマガで16Ωなら在庫ありということで購入したことを思い出しました。これならTU-HP02の推奨インピーダンス16~32Ωということで、出力も170mW!ある訳ですから。

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案の定、深夜ならうるさいくらいにスピーカを鳴らしてくれます。

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これが、クリア繊細で結構良くなるのです。FE103はもともと真空管アンプと組み合わせも良い音を出すスピーカです。

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スピーカの能率が良く、部屋が小さくスピーカからの距離が近ければそう大きな出力はいらないものです。特に、まわりが静かで大きな音を出せない深夜では。

特に宇多田ヒカルの音源は録音レベルも高く、ボリウムを2時まで戻しました。

スピーカも鳴らしてもクオリティーが高いヘッドホンアンプですが、一般に今のスピーカは6~8Ωなので接続対象外、たまたま16Ωを買ったことが幸いしました。

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2016年1月30日 (土)

エレキット TU-HP02 レビュー 製品の可能性

クオリティーもあるし、扱い易いという面では、今自分のやっている電子楽器の音だしチェック実験にも最適だと思います。大きなモニターアンプでなくて機動性もあり、コンパクト。

入力にみの虫クリップを付けておけば、試作機器のいろいろなポイントの音が聴ける・・・ということになります。

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このモニタープレビューは他の方もやっておられてそろそろ2週間になりますので、皆さんどんな結果になっているのか・・・少し気になります。途中で少し書きましたが、使っていて音が変化する・・・ということは特におこってません。一般に機材を導入するとだんだんその機器の音が解ってくるというのがあったり、すこし時間が経過してみると印象がかわったりすることは普通にありますが、それとエージングによる音変化はまた別のものですね。

何かよほど馴染んでない(おもに力学的に)とか、振動とか熱とかで物理量特性が変化するとか、回路や部品が不安定で性能が出ていないという時は別ですが。

微妙な音は心理や印象で変わってしまうことは自分自身でも経験しています。

(楽器の音づくりなどでも)

さて、ここからはいろいろやると言って、実は楽器エフェクタ回路集の原稿の締め切りが入ってしまい、やろうと思って出来ていないことばかりです。

せっかくですのでいろいろなヘッドホンを試してみたいというところですが、

昔のヘッドホンは8Ωのものもあってそれはどうなのか、推奨が16Ω~32Ωならスピーカがつなげつのか

出力のインピーダンスはどのくらいなのか とか

TU-HP01とは歪率比較だけでしたが、他はどうなのかとか

いろいろ出てくるところですが、TU-HP01についても理解が深められたのは大きな成果だと思います。 (続く)

2016年1月29日 (金)

トラ技オフ会 情熱のディスクリート

巣鴨の出版社のオフ会でトラ技1月号のテルミンを鳴らして聴いていただきました。

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記事にない、ディスクリートアンプは、昔の子供の科学のアンプの復刻製作。

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参加の皆さんの中にも、子供の科学で電気いじりをはじめた方が多かったのには驚きました。僕は出会いが遅かったので、この号を含め4冊で卒業してしまいましたが、電気・模型・写真・天文・・・など当時の子供のやりたいが詰まった本でした。

エレキット ヘッドホンアンプ TU-HP02 真空管サウンド検証編

昨日は長いコメントとなってしまいましたが、これまでの比較試聴でいろいろなことが解りました。そこで検証をしてみようと言うことになってやってみました。また長くなるので結論から言いますと検証結果はこれまでの試聴を裏付けるもので、疑問や推定部分も確なものになって、

 TU-HP02とその前モデルのTU-HP01はそれぞれ工夫されたモデルそのそれの設計上の特色と魅力をもち、それぞれの特色を生かし上手に使いこなすべきというところです。

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左:TU-HP02(ディスクリート構成) 右:TU-HP01(ハイブリッド構成)

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*歪率を測ってみました(16Ωの抵抗負荷、新品のアルカリ乾電池にて)

出力は数値としては発表されているのですが、TU-HP01とTU-HP02では最大出力が大きく違います。(メーカー発表値 TU-HP01:18mW TUーHP02:170mW)

TU-HP02の最大出力が大きいのはおそらくDC-DCコンバータ回路で電源電圧を上げているのでしょう。、歪もなだらかに上がって行き余裕があります。一方はTU-HP01は最大出力が小さくもっと出力の小さいところからTU-HP02の歪増加カーブより急に立ち上がり、歪が加わって艶のある音になりますが、それは入力レベル次第で、その大きさは大きく変わるということになります。これがTU-HP01の魅力的な真空管サウンドになる秘密のようです。 

 TU-HP02では無帰還の真空管アンプのようになだらかに歪が増えるというところが魅力的な3極管的サウンドになるしくみのようです。これはさすがにTUシリーズで培った真空管サウンドの魅力を心得た設計、ここが真空管を使わずにTUシリーズを名乗るところなのでしょう。両者は構成も違いますが、違った真空管サウンドを狙っているということです。ですから単純にTU-HP01の出力が小さい・・・それを改良したのがTU-HP02というのは少し早計すぎると思います。

 自分の専門分野の電子楽器で言えば、歪系のエフェクタの中にあるディストーションとオーバードライブの対比に似ているように思います。どちらが上ということではなくそれぞれ期待するところがある訳です。

 あらためてTU-HP01の魅力と使い勝手、それとはまた別のTU-HP02の魅力というものがあって、両方持たれる方では使い分け方、どちらを選ぶ方の着眼点、そして試聴結果を裏付けるものとなりました。TU-HP01ではサウンドレベルで音が変わる点を早く持って来ることで多彩な音変化を得ており、、TU-HP02ではDレンジを広くとって豊かで安定したサウンドを得ているようです。これが両者をどんな音量で聴き比べるかで違った感じがした原因でもあるように思います。良質の歪が得られるところは取扱説明書にあるところです。このように出力レベルが歪率の変化になるので、ヘッドホン感度やインピーダンスの違いのために生ずる歪変化と、本来持つキャラクタとの相乗作用で印象の違いが大きく出るものもある・・インピーダンスや能率でどのあたりの動作で使われるかで音色も変わってくる・・・ということでしょう。またGainスイッチもHigh側の方が音やせしないのも今回のデータから納得しました。プレーヤ側で出力レベル調整設定して、ヘッドホンアンプ側ではHighで使うのが良いでしょう。

 広いインピーダンス範囲が発表されながら、16~32Ωを推奨していることで気になるのがヘッドホンのインピーダンスでしょう。

 そこで今回使用したヘッドホン2機種のインピーダンス特性をとってみました。

(岩淵技研製インピーダンスアナライザIW7706で自動測定):

上でピークがある赤:SONY CD900(公称64Ω)

下の青:オンキョーIE-C300(公称32Ω)

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TU-HP02は、音づくりに参加という点では、使うヘッドホンの選択組み合わせ、聴く音楽音量で楽しめることもエレキット製品としての楽しめる積極オーディオなのかと思います。

(続く)

2016年1月28日 (木)

エレキット ヘッドホンアンプTU-HP02レビュー11 真空管アンプ比較

TU-HP02のモニターで一番気になっていたのは、所有するTU-HP-01の違いがどうかでした。すでに外観仕様などの違いは概要のレビューの回で紹介したところですが、やはり一番気になるのは音質の違いがあるかどうかです。

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TU-HP01はサブミュチュアの電池管ながら前段に真空管がつかわれていて後段のOPアンプが交換できるというハイブリッドタイプです。これに対してTU-HP02は初段にFETを使ったディスクリート構成というものです。

今回は比較の試聴はA/B切り替え比較です。A/Bの切り替え比較は、切り替えた音の差異によるもので差的な細かな違いは目立つ半面、全体の印象や一聴したおおきな違いに耳を奪われて細部を聴きにくい面を持っています。今回それでも切り替え試聴をしたのはすでにブログなどネットで拝見するこの2機種の比較結果から両者に共通する結果でるものと違った結果が出ているケースがあり、試聴ケースでまちまちな印象も受けることでそれも含め解明したかったというのがあります。主観や、オーディオの経験(特に真空管)によるところは予想できますが、それだけではないように思ったからです。

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実際にやった結論を先に書きますと、両者の違いが大きくでるソースとヘッドホンが存在する

ことと、どのあたりの音量で聴くかによっての音質差がTU-HP01の場合、TU-HP02よりも大きい感じがするというのがあります。

<音の広がりの違い>

例えば音の広がりに関しては録音品質やサウンド作りでソースの広がりが広いか(逆相成分も含め)、またノイズ成分に近い(ハスキーやディストーションなど)音が広がりに含まれるかまずあります。今回の試聴ソースなら宇多田ヒカルの曲などがそれですが、あまり大音量で聴いてしまうと違いのある特徴的音に耳が行ってしまいますがバッキングの広がりはTU-HP02の方が広がっている感じがあります。これは開発ブログでも書かれているように電源のローインピーダンス化を含め左右分離セパレーションに留意したためでしょう。この影響はアンプ部自体の構成特性でも影響が違うところでもあると思います。

<低音感の違い>

これは全体に言えることですが、TU-HP01のほうが太く、TU-HP02のほうがしまるところはしまって出るところは出ている感じがあります。TU-HP01の方が着色感はありますが個性的なところで、、これも聴く音量位置とソースで目立つもの、目立つ時があります。電源では超ESRの電解コンの良い効果が出ているところかもしれません。

このあたりもインイヤータイプではボリューム感のあるものがあって目立つものとの相乗がある感じがします。TU-HP02の場合ディスクリート構成ですので、設計者であればアイドリング電流を流す方へ、出力インピーダンスを下げる方向になり、使うヘッドホンとの組み合わせで音に変化が出る要因かもしれません。

<中高音の質感の違い>

これは歴然としているのですが、鳴らす音量でTU-HP01では結構質感が変わる感じがします。レベルよりは一体感が変わる感じで両者この部分につやがあっても全体にTU-HP02の方かクセが少なく分解能が高い感じの音です。どうしてもエネルギー感つや感のある音の違いに耳が行ってしまいがち(違うということではそれで良いのすが)、違うところは他にもあって

質感の違いとして如実に感じたのは 

What's Going On  Marvin Gaye のフィンガースナップの音の違い

Moanin' (Remastered 2013)
 Art Blakey & The Jazz Messengers の吹き込みのばこばこ音、シンバルの響きで

おそらくディスクリート構成した時のOPアンプとの開ループの帯域の違いあたりから来るものかもしれません。ピアノソロの音の違いにも影響するところだと思います。OPアンプの場合設計されるアンプでのゲインの幅が広いため、どうしても開特性としては過度な補償がされることもあり、またアイドリング電流なども固定になりますので音質面の改善コントロールには限りはあります。TU-HP02では入力のFETだけでなく真空管アンプの音への追及のために音質追及として設計自由度可能性の高いディスクリートアンプという選択がされたのだと思います。

<音量感の違い>

実はこれが今回いろいろな発見をするきっかけでした。TU-HP02の方がボリウム位置が高くなるのは画像のとおりですが、これは入力ソースの入力音量で微妙にかわります。全体の音量感で決めるか、ソロに多い中域の楽器で合わせるか、意外と難しいことに気付き、TU-HP01の方が中高域にエネルギー感、逆の言い方をすると塊になる傾向があるのかもしれません。試聴音量では人間の感度曲線は変わるので聞こえも音量感も変わりますが、アンプの歪や感度は回路や素子により直線的なものでもないのでそこが違いとなって出てくるところもあるかと思います。このあたりがTU-HP01とTU-HP02の違いとなるのかもしれません。

そのあたりが切り替え試聴でなくとも感ずる中高域の分解能の高さ、艶があっても高域がさわやかな感じ、Moanin' (Remastered 2013)
 Art Blakey & The Jazz Messengersで鳴っているシンバルの尾の響きの違いなどなのかもしれません。

切り替え試聴は差異を見つけられますが、実際にアンプで聴くのは全体の音楽的印象なのでこうした差異だけに注目するのはあくまで分析というものです。総合的な違いはまた重要です。

(続く)

2016年1月27日 (水)

エレキット ヘッドホンアンプ TU-HP02 レビュー10

このあたりで簡単にこれまでの試聴をまとめてみましょう。

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各種ジャンルの曲を聴いてみると、これまで一般に「真空管サウンド」と言われることが多いけれど、実際はもっと分解能や楽器の分離定位が良い。一方で刺激的な音が少なくピアノやギター音に艶が感じられる。ふっくらした中低域にさわやかな高域というところでしょうか。

実際の真空管の場合、出力管が持つ個性や多く用いられる出力トランスによるドライブ独特の音がありますが、原理からそうした傾向のものでもありませんし、3極管アンプのもつソフトディストーション(クリップしても耳触りでなく出力がさらにのびる)とはまた違うように思います。

 ただパワーを上げていっても、つまる感じがなく音ののびが良く、ウォークマンではレベルはHiが使いやすく音質も良い感じがします。

 ここでは具体的製品とのAB比較はなどしていませんが、以上が音質の傾向と思います。

 音楽ジャンルとしては、限定されるものではないようです。「真空管サウンド」ということで着色傾向があるわけではなく、2タイプのヘッドホンで試聴しましたがそれぞれの音がしていました。今回は中高域にも差が出て、ヘッドホンを選定組み合わせる楽しみは大きいとおもいます。

 たとえば今回の試聴ではヘッドホンがSONYのCD900との組み合わせで

「You Look Good To Me」
「The Girl From Ipanema」   Oscar Peterson Trio

などを聴くと、偶然なのでしょうが、TU-8200の6L6GCの3結モードで聴い印象が似ている感じがしました。(低音の感じは違いますが)

自分が体験感じているところの「真空管アンプ」の音そのものではありませんが、ふっくらな中低域、艶のある中高域をそう言ったのかもしれません。

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こちらが内部です。普通は電池交換時もおおわれていて中は見えません。

中はしっかりしたものですしエレキットのTUシリーズです。モノづくり心をくすぐられる・・・ということでは隠していてはもったいない、透明カバーで中の見えるサービスがあっても良いのかもしれません。

面実装でなかなかのボリュームです。高音質の電解コンデンサが印象的な内部ですが、通過信号のカップリングでなく電源まわりに使われているようです。内部にはIC(OPアンプでしょう)もありますが、これは信号系ではなく電源やバイアス回路用のようです。たしかにカップリングコンデンサの排除には正負電源となりますし、乾電池4本ですので電源回路も工夫が必要です。

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入力にFETを用いて、2次高調波の多い3極管特性をシミュレートしているようです。これは真空管アンプが出力に真空管や出力トランスを使っているところとは異なる違うところもあると思います。OPアンプにもFET入力はあるのですが、分解能の高さはディスクリートアンプによるところか、負帰還前の帯域が広い設計ができる良さなのかもしれません。

真空管を実際に使用したTU-HP01に比べると発熱やショック音がないところも扱い易いところだと思います。

3極管的な音質傾向は、5極管やビーム管に比べると確かにある感じがします。

これまでのTUシリーズでは工作や挿し替え音質の違いを楽しむ部分はありませんが、完成品としての使いこなす楽しみ、例えばヘッドホンの組み合わせなどがあると思います。

またここをスタートに、本格的に真空管アンプに興味を持つ方も出てくるとしたら、TUシリーズとしての意味も十分あるのでしょう。

ということで、これまで約10回ほどのレビューをまとめました。過去記事を読む方はオーディオのカテゴリーリンクからが便利かと思います。ここからはこれまでのレビューを踏まえいくつかの実験をして行きたいと思います。(続く)

真空管アンプ、真空管サウンドに興味のある方はこちらもご覧ください。

http://mtomisan.my.coocan.jp/page122.html

2016年1月26日 (火)

エレキット TU-HP02レビュー9 各種ジャンルの曲で聴く

それでは試聴メモです。

ゲインはHiで聴いています。

ノーマル音源からです。平均的なボリウム位置は11時前後です。

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「You Look Good To Me」
「The Girl From Ipanema」   Oscar Peterson Trio

低音もふくらみすぎず、ベースも適度に制動されふっくらした感じの音。

ピアノの音は刺激的でなく、出すぎません。左右、楽器の分離は良い。

「More Than A Feeling」  Boston

ディストーション・ギターはつややかで、各楽器も1つづつはっきり鳴ります。

「Dance with Me」  Earl Klugh

ギターの音に適度に味がありますが、着色感やオーバーさはありません。

「Love X Love」 George Benson

ボーカルの後ろで鳴るストリングスが細やか、ギターもまろやかでさわやかな印象です。

「No Mystery」 Chick Corea

各楽器の特徴がしっかり出ますが、主張しすぎ誇張しすぎがありません。クリアな中にもギターの音に腰があり、ベースの音にねばりがあります。

「Only Time Will Tell」 Asia

楽器1つづつの分離が良く、各楽器の定位がしっかりしています。シンバルやハイハットの音は細やかに鳴り、シンセ類の音に混じり込んだりしません。

「Raindrops Keep Falling On My Head」 平賀マリカ

ボーカルの子音の響きも適度に押さえられ、ブラスなどとの掛け合いバランスもくずれませんので、バッキングとの一体感があります。

「世界の果てまで」 山下達郎

中低音に粘り気があって、包み込まれる感じで楽しく聴くことができます。

「Morning Glory」竹内まりや

ボーカルの背景で鳴る楽器やコーラスの1つ1つがはっきりしていてでも刺激的でありません。間に見え隠れする楽器や声を探しだすことができます。

「Separate Ways (Worlds Apart)」 Journey

ボーカルも、シンセ音にも熱ぽさが伝わります。ボーカルの子音が強く響くことがありません。ソロギターの音には腰があります。

「I Can't Get Started」Isao Suzuki Quartet

低音がしっかり出ますが、伸びすぎすぎず腰があります。ピアノも刺激的な音はしないので粘っこさがあります。

「Love For Sale」ジョージ川口とビック4

サックスもシンバルも派手になりませんが、分離はしっかりしています。

「Sweet Georgia Blues」Yamamoto Tsuyoshi Trio

バックで鳴るシンバルの響きが大変細かく繊細、刺激な音が出ないのに塊になることもなくそれぞれの楽器がきれいに分離します。ベースがふっくら鳴り、ピアノソロは中高域の艶が目立ちます。

期待のハイレゾ音源です。

「Moanin' (Remastered 2013)」
 Art Blakey & The Jazz Messengers

管の吹き込みや細かい表情が良く出て、分離が良いので1つづつの楽器にかけられた残響(Remasteredでやったのかな)を聴き分けることができます。

「What's Going On」 Marvin Gaye

アンサンブルを構成するパートの多さにはあらためて驚かされるほど分離が良く、聴いていてアレンジの複雑さを発見します。

「Only Yesterday」 The Carpenters

冒頭のバスドラも力があって、ベースも腰があります。かなりの音量(12時)までボリウムを上げてもつまった感じがありません。ソロのディストーションギターものびやかです。途中伴奏でなる木管、多重録音されたコーラスなどとても綺麗に響きます。

「Automatic」
「First Love」
「time will tell」」宇多田ヒカル

一連の曲にあるそれぞれの低音・超低音をどうどうと出しますが、他の楽器がそれに揺すられたりすることはありません。また宇多田のハスキーさが誇張されず、子音も適度の押さえられて聴き易いです。「First Love」のエンディングのギター、ピアノ、ストリングスも暖かくとても綺麗です。

「魚たちはどこへ」 南 沙織

昔から聴きなれたボーカルなどには微妙な違いに気付くものです。ハイレゾで大変分離が良くなった音源ですが、自然な印象を受けるのは、いやな着色がない証拠ではないでしょうか。コーラスとボーカルの分離、それぞれエコー分の違いや余韻の綺麗さが聞こえます。

長くなりましたので総括は別にまとめたいと思います(続く)

2016年1月25日 (月)

トランジスタ技術2016年1月号特集「情熱のトランジスタ回路」 のオフ会準備

CQ出版社のサイトにもありますように、今週末、先月号の執筆者講師でオフ会が開催されます。

http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/791/Default.aspx

記事で製作したものが出版社から帰ってきてそのままになっていましたが、本日確認、修正しながら、オフの発表の段取りをしています。

プログラムも見ると5人中の4番手になっており、実演・解説となってますので、やはり演奏音だしを中心が良いのかとも思います。

Cover

エレキット TU-HP02 レビュー 各種ジャンルでの試聴(前編)

これまで多くのアンプやスピーカなどの試聴を行ってますが、使用ソースを詳しくご紹介することはありませんでした。音楽ジャンルで鳴らしどころは変わってくると勝手に思ってます。


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ノーマル音源

You Look Good To Me
The Girl From Ipanema
  Oscar Peterson Trio

More Than A Feeling
  Boston

Dance with Me
  Earl Klugh

Love X Love
George Benson

No Mystery
Chick Corea

Only Time Will Tell
Asia

Raindrops Keep Falling On My Head
平賀マリカ

世界の果てまで
山下達郎

Morning Glory
竹内まりや

Separate Ways (Worlds Apart)
Journey

I Can't Get Started
Isao Suzuki Quartet

Love For Sale
ジョージ川口とビック4

Sweet Georgia Blues
Yamamoto Tsuyoshi Trio

これをひとおり鳴らします。(過去のTUシリーズの音質評価もだいたいこんな感じです。)

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以下がクラシック以外の評価用のハイレゾ音源です。

Moanin' (Remastered 2013)
 Art Blakey & The Jazz Messengers

What's Going On
 Marvin Gaye

Only Yesterday
  The Carpenters

Automatic
First Love
time will tell
宇多田ヒカル

魚たちはどこへ
 南 沙織

クラシック以外では上記と言ったところで、あとは適宜加えています。

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曲を決めておくことで聴きどころなども定まってきますし、表情の違いもよくわかってきます。この曲はこう鳴って欲しいという感じにもなってきます。

クラシック編でこのアンプの鳴らし方も解ってきました。(例えばGainスイッチと音質の関係など)

チェックも進み、このアンプの音質も解ってきたきましたし、 馴染みのあるソースなのでだいたいどういう鳴り方をしてくれだろうかという期待もあります。

TU-HP02を同じソースでチェックされる方はそう多くないと思いますが、各曲の聴きどころというのも参考になると思うので紹介しながらレビューし、記事の長くなってきているので一度このあたりで総括してみるのも良いと思っています。

チェック時間も増えやソースなどの条件も変えて行くと見えてくるものがあると思います。

(続く)

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2016年1月24日 (日)

エレキット TU-HP02 レビュー7 クラシック編後篇

ハイレゾでないノーマル音源の試聴です。

ムソルグスキー: 組曲 「展覧会の絵」 14. バーバ・ヤーガの小屋
 菅野沖彦Stereo Sound Reference Record

夜想曲(作品9)第1番:ショパン
 宮沢明子(ピアノ)

パガニーニの主題による変奏曲:ボタームンド~シュタルケル
 ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)

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 試聴に使ったオンキョーのヘッドホンは比較的中低音が充実し価格からは高域の質感もあって描写もしっかりしているという評判のようです。

 上記ノーマルの試聴音源ではソロから編成まで破たんなく、特に「展覧会の絵」では空気感までを十分出しています。大編成のフォルテシモでも、ピアノやチェロのソロでもヒステリックに響くことなく気持ちよく聞くことができました。特にチェロはつややかで伸びも良く、ヘッドホンを十分ドライブしていると思います。

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 音の輪郭のはっきりしたソニーのCD-900でも、やはり艶はあって、もともと分離は良いのでいやな音にはなりません。

 ピアノの音では2つのヘッドホンで音の性格違いも出てきますが、その中で味のような響きがTU-HP02が目指している真空管サウンドなのかもしれません。CD-900の場合は、真空管サウンドだからと言って切れが鈍ることも曇ることもありません。

ここで性格が見えてきましたので、昨日のハイレゾ音源にもどって再試聴することにしました。ソースは昨日を参考に。今度はCD-900から。

 すでに聴きなれてきているので音量を上げ試聴しました。Dレンジの大きさも十分感じられ、Gain Low でツマミ2~3時でも、まだまだダイナミックスの余裕があって楽しく聴くことができます。このあたりはインイヤーと違い、振動板の大きさやヘッドホンのキャビティーの大きさを十分ドライブしている感じです。十分な音量になってくると弦のつややかさはとても綺麗に響きます。真空管サウンドという何か古く、音の分解能よりは押し出しと思いがちですがそんなことはありません。繊細さと言った弱さもなく、音量を上げてもつぶだちも良くつややかさもくずれません。自分のメインシステムをフルパワーで鳴らした時のパワー感につながる音には安心感があります。

 オンキョーのIE-FC300で、同様に音量を上げて聴いてみます。弦はさらにつややかで美しいです。これは音源、アンプ、ヘッドホンの組み合わせが良いこともあるのでしょう。パワーを踏み込んだときの破たんがなく、音がのびる感じはまさに3極管アンプが持っている特徴でもあり、そんなところを感じさせてくれます。あらためてこのヘッドホンの充実した中低域をよく出してくれています。ただ余裕感や安心感はCD-900ほどではなく、大音量では無理なくまとまった音という感じはインイヤータイプでは仕方のないところなのかもしれません。

さて、他の音楽ジャンルではどうでしょうか(続く)

2016年1月23日 (土)

吉祥寺産経学園映像編集講座

毎月第4土曜で開催してますが、今回は制作作業がひと段落したこともあって、愛機DV-7HDを持ちこんでの講座となりました。

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ご質問のありました内蔵のインターフェース・ボックスからのアナログ取り込み、カードリーダーの拡張、プロジェクト間での素材のやりとり、プロジェクトを利用した総集編編集、ハードディスクやプロジェクトの管理なども操作ご質問に実演でおこたえました。

エレキット TU-HP02 レビュー クラシック編 3極管サウンド

ディスクリート構成、3極管特性シミュレートしたということでいろいろな音楽ジャンルのソースで聴いてみましょう。プレーヤ、ヘッドホンなどの条件は昨日と変えていません。

 アンプやスピーカの製作試聴用に音質評価がしやすい曲群をプレイリストにして、常用していますのでそれを利用することにします。これまで具体曲まで記載することはなかったのですがいずれも聴き易い曲ですので、これを機会に参考まで。

●クラシック編

Hi-Res CLASSCから

1)ドヴォルザーク: 交響曲第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」 - 第4楽章
96.0kHz/24bit ボルティモア交響楽団/マリン・オールソップ(指揮)

2)メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 - 第1楽章
96.0kHz/24bit 楊天堝(ヴァイオリン)/シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ/パトリック・ガロワ(指揮)

3)ムソルグスキー: 展覧会の絵(ブレイナーによる管弦楽編) - IX. 鶏の足の上に建つ小屋(バーバ・ヤーガ)~キエフの大門
96.0kHz/24bit ニュージーランド交響楽団/ピーター・ブレイナー(指揮)

それぞれに聴きどころがあります。もちろん音楽全体として印象もありますが、金管楽器や弦楽器固有の音やバランスなど・・。

 TU-HP02の場合、弦や管の立ちあがりや響きがどう出るかという興味が湧くと思います。ハイレゾの音源ですが別に硬くもありませんし、自然な響き。洋楽の第一印象で聴いたふっくらした感じは同様でしっかり弦の細かさや、金管の響きも自然な感じに聞こえます。ヘッドホンにありがちな耳元のそこでちりちり鳴っている感じはありません。

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 真空管サウンドというと「刺激のない暖かい音」という印象があるようですが、真空管の音も実際は様々です。真空管に馴染みもなくとも、そんな印象に納得され場合が多いことは不思議ですが、帯域が狭く歪が多いという印象がそんな固定観念をつくるのでしょうか。これは単なる周波数特性の歪の数値的な問題ではないと思います。

 TUシリーズを長年出しているエレキットではそのあたりは十分承知で、真空管の中でも3極管に注目しています。自分のホームページをご覧になった方は、オーディオの発展の中でアンプが真空管からトランジスタに変わって行く1960年代に、真空管アンプでも3極管のアンプが好まれていたことを紹介した記事をご覧いただいたかと思います。音楽ソースの中でもクラシックはそのあたりの違いが良く解るところと思います。

 TU-HP02でそのあたりを聴いてみると3極管そのものの音とは言いませんが、傾向・方向としてはぎすぎすした刺激的な多極管よりは真空管サウンドで言えば3極管に近いのかもしれません。

 TUシリーズにはTU8200という真空管アンプは3極管接続、5極管接続を切り替えられるアンプがあって、違いを聴くことができます。

 3極管アンプとしてのTU-8200

3極管サウンドはクラシック音楽にもマッチングは良いように思います。

 

2016年1月22日 (金)

エレキット TU-HP02 レビュー5 第一印象続

試聴のソース機器はSONYのNW-A16、音楽はEagles のアルバム、Hotel California(192.0kHz/24bit)、ヘッドホンは自分の普段使いのインナーイヤ/カナルタイプ:オンキョーIE-FC300 とオーバーヘッドバンドタイプでは使っている方も多いと思われるSONY:CD-900です。

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音源は年末にメーカーの銀座ショールーム試聴室で2000万円の音をそれで聴いたのを機会にファーストインプレッションテスト用に使うようになりました。音楽自体はこのアルバムリリース当時(1976年)当時、アナログのディスクでよく聞いたものでしたが、当時からサウンドクオリティーも良く、アレンジや曲の出来もオーディオのチェックソースとしても聞き映えがして人気があったと思います。

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特にメジャーなタイトル曲Hotel Californiaは演奏されている楽器の分離もよいので、曲の冒頭から1つ1つの楽器の間から聞こえる余韻や効果音的な楽器音などどう聞こえるか、また盛り上がって鳴る楽器のそれぞれの表情、そしてトータルの音楽の聞こえも含め結構機器の音の違いが出てくる曲でもあります。

余談になりますが先日、そのアナログ盤を所有のレコード中から探してハイレゾ音源と聞き比べようとしたら見つかりませんでした。枚数も多い中からだったので、散逸したはずもないのですが。

 さて第一印象の試聴ですが、CD-900の場合はくっきりはっきりした空間分離や中低域のこもりふくらみ、低音感のバランスもインイヤタイプではないので違って聞こえますが、共通して中音~高音にかけたの質感は感じられるものがあり、これがTU-HP02のトーンなのかとも感じましたが、音楽鑑賞的にもそう疲れる音ではなくメリハリもあって良いところかと思います。

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このタイプはそう多く持っている訳ではありませんが、組み合わせの差は興味深いところです。

これより様々な条件でTU-HP02 の完成品としてTUシリーズを名乗る所以をいろいろな条件の試聴実験で探って行きたいと思います。

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スタックスのコンデンサタイプは今回の試聴対象外ですが

他は聞いてみたいというものがあります。(続く)

ヘッドホン、ヘッドホンアンプ考

http://mtomisan.my.coocan.jp/newpage4.html

 

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2016年1月21日 (木)

エレキット TU-HP02 レビュー4 試聴第一印象

第一印象というところです。音に関してはどんなソースで、どんな周辺機器でという組み合わせの問題は大きく音を変えるところあるのは当然のことです。それはおいおいやって行くことにして、まず到着した機材が正しく動作しているということの確認と、これからどんな試聴をしていったらよいのか・・・というところがまずあると思います。

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過去の経験からは、そうした諸条件があっても第一印象というのはとても大切で、のちのちの総合的な評価のベースを決めているのが自分の場合です。

もちろん、エージングを言う方もいますが、オーディオ機器や電子機器を設計製作してきた自分としてはそれは機器や材料に関して大小はあって、スピーカのような動的な素材のかたまりに比べれば、今回のケース成り立ち言えば、1,2カ月程度でそれが音の方向性まで全く大きく変わるのであれば、それはまた別の問題、というのがこれまで半世紀ほど勉強研究して自分なりの感覚です。

第一印象というのは結構言い当てていることも多くあって、逆に聞きなれ受け入れてしまうというのは注意も必要で、最初だから感ずるというところも大切にしたいところです。

音質評価では、自分の音のものさしやそれがどちらに向いているのかも試されることもあることを忘れてはいけません。特に自分で設計製作した機材の試聴ではなく、その製品にかかわる方々が工夫を凝らし、時間をかけ、磨きあげたもの1つの完成品の音に対しては真剣に向き合いたいというのがあります。

特に今回のように「方向性=真空管サウンドを目指した」という作り込みあり方がはっきりした製品ではなおさらです。

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一方で今回であればどんなヘッドホンを使うで音は変わりますし、かけるソースでサウンドは変わるでしょう。もっと引いてかんがえれば、このアンプに何を求めるか(例えば、音源のいろいろそのまま引き出してほしいとか、ソースにかかわらず自分の好みのサウンドで鳴って欲しいなど)でまったく判断は変わってきます。

まあ、オーディオは個々にそんな楽しみなのか・・・とも思っています。

さて、第一印象ですが、思った以上にふっくら豊かな中低音とさわやかで刺激のない繊細な高音が出たというところで、本格試聴が期待ができそうです。

TU-HP02の真空管サウンドに関しては真空管ヘッドホンアンプで2台、自作2台(1台はスタックス専用)、真空管アンプはすでにキット自作で数え切れないほどを作り聴いてきているので

第一印象として真空管アンプの音なら確かに三極管系なのかとも思いますが、3極管でもアンプ回路や管種によって音は違うので・・そのあたりは当ブログのいろいろを参考にしてください。(続く)

真空管について

http://mtomisan.my.coocan.jp/page058.html

真空管アンプにつて

http://mtomisan.my.coocan.jp/page122.html

DV-7研究会東京支部例会

新年の上映会がトート音楽院ホールで開催されました。

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今回もビデオ編集機DV-7のユーザーさんのいろいろな作品がありました。いずれも力作でした。

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今回は新年会に変わるお茶会?がとなりのヒカリエで開催されました。

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今後の例会の進め方などが話し合われました。

3月の電話対応終了への対策についても考慮するという話になりました。

2月より例会は上映会だけでなく編集質問タイムを設け、機器操作などの技術的な内容も扱って行くということで、これまでご参加でなかった方もご来場をお待ちしております。

2016年1月20日 (水)

エレキット TU-HP02レビュー3 電池を入れて始動

動作テストもかねて(到着して5日まだ電源も入れていないので)TU-HP02に電池を入れました。

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それにしても、基板をうまく組み合わせた内部構造には脱帽です。エレキットの近年のTUシリーズのアンプを組み立てた方は感じていると思いますが、回を重ねるごとに基板組み合わせてによる立体構造化は他にないところで、設計の方の苦労とこだわりと思いますが、TU-HP02の内部構造を見ると感心します。基板ではそるのでは?と思われる方もいると思いますが、エレキットで使用されるのは歴代しっかりしたもので今回はそれを多重に組み合わせてさらに金属シャフトを入れるということで、全体にTU-HP01にあった、華奢な感じは粉飾されています。電池を搭載する金属の塊のような重量感があり、バランスも良いと思います。

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確かに電池交換が背面ネジ1本で可能になったのは楽です。ケースインするときに一瞬勘合が悪いような感じが心配はいらず、背面ネジをしめると自然に入って行きます。この背面ネジをまわして内部シャーシを出してもネジが落ちないのはTU-HP01と同じで、ネジをすぐになくしてしまうという方にも安心な構造。部屋なら良いですが、アウトドアで電池交換しても安心というところです。電池の入り具合はやや硬めで、振動や経年変化を考えてもこれも安心なところです。前後しますが・・・電池はとあえず単3のアルカリを入れてみましたがニッケル水素でも動作するようです。

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ハイレゾのウォークマンと接続してみました。こんな感じで、ケーブルの長さ、接続の配置も違和感はありません。

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TU-HP02をノーマルのウォークマンに接続してみました。ケーブルの長さが気になって、TU-HP01に付属していたものと比べてみました。

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赤が以前のもの、下の黒がTU-HP02に付属するもので長さで2cmほど長くなっているようです。外見から見る線材は変わっていないようですがプラグ部分がかわっていて若干太くなるとともに若干のくびれがついています。TU-HP01の時は細くて抜くとき握りにくいなとちょっと思っていたところでした。

ブログが読む方は些細なつまらないところ・・・と思うかもしれません。TU-HP01の時はエレキット製品にやはりハンドクラフト製品として位置付けで、自分自身も付属物などは些細なことと思ってました。しかし、そうしたメーカーがパッケージにあるように「完成品」ビジネスをはじめた訳です。それにはやはり完成品としての完成度というのを意識してきた、それが付属するケーブル1つにも見える・・・それはオーバーなことではないと思ってます。これまでは自分で組み立てたり、TU-HP01にようにユーザーがOPアンプ交換でサウンド作りに参加できると言った商品でした。真空管アンプではTU-879のように出力管の挿し替え、TU-8300のように名3極管の挿し替えアンプでトランスなど部品交換を意識したもの、そしてTU-8200ではULや3結といった動作モードの選択+出力管挿し替えと積極実験オーディオでは類を見ない製品を繰り出してきました。そのメーカーが作る完成品、それも今人気のポータブルオーディオ、細分まで見るのはユーザとして是非したいところです。

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さて、スイッチON、VIRTUAL TRIODEのランプが点灯、最近ダウンロードしたハイレゾ音源のサウンドが響きました。その瞬間からなるほど・・・という音、ここからはじっくりレポートさせてください。(続く)

引っ張るな~という方すみません。せっかくの美味しいお料理は目からも、そしてじっくり味わいたい・・・というところなのです。

バーチャルトライオードって・・・大好きな話題です。トライオードは真空管の3極管、一般に真空管でも音が良いと言われてます。このことを書けばブログ1カ月連載でも終わらないと思います。家には沢山あって、そのうちの9割はアンプを作って音を聴いています。

こちらをご参考に(現在所有の一部です) 真空管の宝箱

http://mtomisan.my.coocan.jp/page058.html

新プロジェクト

トラ技連載ですが、今月のアナログリズム音源+シーケンサ=リズムマシンに引き続き、来月は人気のハンドクラップを予定しています。さてその次はということでだいぶ形になってきました。

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このところDVDの製作がありましたので少し遅れていましたが、ここで一気に巻き返しましょう。

2016年1月19日 (火)

エレキット TU-HP02 レビュー2 外観と電池交換構造

前モデルのTU-HP01とは何かと比較になると思います。ポータブルのヘッドホンアンプとなると音質はもちろん、使い勝手も良いことが望まれます。

梱包箱の構造やパッケージデザイン表記などはいろいろ見方があるのでしょうが、製品本来とはまた違うのでここでは省略させてください。梱包など他の方のレポートで詳しいものもあるようです。なおパッケージの比較は昨日の画像からも解るかもしれません。(内部梱包はTU-HP01が当初の面影がないので)

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パネルの配置デザインは大きく変わってはいませんが、TU-HP02では使用乾電池が単4から単3になったため、ケースの厚みが3mm増えています。つまみのデザインは似ていますが径も大きくなっています。パネルデザインは踏襲されて右から入力、ゲインスイッチ、ボリウム、出力です。TU-HP01ではこれらが厚みの半分の高さで同一線上に並んでいますがTU-HP02ではボリウムを除き、下側に並んでいることもあり、ケース外形の角型もあって印象が違います。違うところで言えば入出力ジャックのネジ止めパネル外側のTU-HP01に比べスマートでひっかかりもなく、すっきりした印象に見えることでしょう。配置で言えばパワーインジケータがボリウム横になり、入出力の端子間は広くなって、使用時の見た目も扱いもゆったりするなど、小さいことなのでしょうが、おそらくTU-HP01での使用感などでの改良がされたのかもしれません。

仕様的には入力感度のハイ・ロー切り替え、パワースイッチ付きのボリウムなど基本は変わっていません。横幅、奥行きはTU-HP02はTU-HP01よりも若干少なくなっていますが厚みと角ばったことで比較しては大きく見える感じがします。パネル色は変わりませんが、アルミ部分の表面仕上げが違っていて、TU-HP02はヘアーラインラインになってシャープな印象に感じます。アルミ材の厚みは変わっていない感じですがTU-HP02のほうがしっかりした感じがします。フロントパネルもTU-HP01の1枚からTU-HP02は2枚合わせになり、背面パネルは2枚合わせから1枚の厚いものになって、全体に強度が増したような感じがします。TU-HP01であったソフトでナイーブな印象はタフでシャープな印象となり、特にアルミケース表面に梨地の傷の目立ちそうな印象もなくなったことも含めより実用的な仕上げを指向したのではないかと思います。

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他の方のレポートにも多くあるように、TU-HP02では電池交換のための背面の止めネジも中央1個になりっています。ネジはプラ赤のおしゃれなネジから金属ネジで厚みは薄くなったので指のひっかりは少なくなっています。

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電池交換はこれまで、電池ボックスを引き出して行う形式でしたが、内部シャーシ一体でこれを引き出す形になりました。内部基板もしっかりしたものがさらに合わせで使われていて金属シャフト3本が通って、かなりしっかりしたものになっています。なお内部シャーシを引き出した際も内部回路が丸見えにならない構造です。さて電池を入れていよいよ動作となります。(続く)

DV-7活用DVD1月の新刊リリース

「DV-7使いこなしのひけつ」は本日リリース。ご予約を頂いた方々には本日発送させていただきました。

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入門から活用まで、DV-7を使う方には是非ご覧いただきたい、DV-7編集の勘所を御紹介、50分の解説になりました。到着までもうしばらくお待ちください。

2016年1月18日 (月)

エレキット TU-HP02 レビュー 製品概要

まずTUシリーズだということは先にして、エレキットという手作りのブランドが完成品のヘッドホンアンプを出すということでヘッドホンオーディオの広がりを感ずるところがあります。

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エレキットのオーディオは良質の管球アンプキットを中心に長い歴史と実績があって、手作りオーディオ、オーディオ工作では1つの形を作ってきました。そのあたりのほんの一角は私のホームページからも感じていただけると思います。

最近の工作から

http://mtomisan.my.coocan.jp/page122.html

エレキットでは手づくりキットだけでなく完成品も出しており、TU-HP02の先代のTU-HP01も完成品でした。TU-HP01はハイブリッドということで一部真空管を使い、エレキットが近年押している真空管サウンドを前に打ち出したもので、これまであったTU-882のようなヘッドホンアンプとはちがいポータブルという、ヘッドホンオーディオの使い勝手を考慮した仕様にエレキットらしいOPアンプの挿し替えという魅力も加味した、エレキットお得意のアクティブなオーディオ指向の製品でした。

参考 TU-882

http://mtomisan.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/tu-882-5d8c.html

参考 TU-HP01

http://mtomisan.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/tu-hp01-c6f2.html

今回のTU-HP02は真空管もOPアンプも使わず、トランジスタとFETで構成したヘッドホンアンプです。そして、完成品です。当然ですがOPアンプや真空管のようなデバイス挿し替えもありません。しかしながら真空管アンプシリーズの「TU」を冠しているということが、このアンプの大きな特色となっていると思います。

すでに発表などでもあるように、音質面での真空管アンプに肉薄すべく、真空管に近い特性・特色をもつFETを利用したことです。

しかし、まずこれまであったいじれる要素を排してもこの構成したという、製品としての使い勝手や音質をなにより重視した姿勢を感じます。

確かに最近はOPアンプ(古くはアナログ演算を目的開発されたデバイスで直流増幅もでき当初はオーディオ用途ではなかった。)の高性能化やオーディオ用として音質追及されたデバイスも続々登場していますが、アンプ設計としては完成したデバイスを外付け部品で設計するものと、ディスクリート構成で設計するアンプでは可能性ではまったく違う次元にあると言えます。これはアンプ設計を長らくやってきた方々でなくとも感じていただけるところだと思います。

ただ、実際はICが全く使用されていないということではなく電源やバイアスには使用されていることは説明書にも明記されていました。

ディスクリートアンプではOPアンプと違い、負帰還前の開ループ特性を自由に設計することができ、以後かける帰還量などを考慮した設計、多くは無帰還時でも帯域広く位相特性なども良い設計をすることもでき、動作面では過渡特性の良い、また音質としては自由で分解能の高い音質を期待できる・・というのが電気いじりをやってきた自分の感じているところです。実際にこれまでのTUシリーズの真空管アンプも無帰還か、帰還量の少ないアンプが多かったと思います。

FETを利用したことについては説明書にも解り易く解説され、ホームページや他サイトでも触れている思うのでここでは繰り返しません。このあたりは論より証拠、実際の試聴によるところでしょうが、エレキットがTUシリーズにこのヘッドホンアンプを入れているというところも真空管サウンドへのこだわりなのだと思います。このあたりはこのブログサイトでも専門であるので今後深く触れて行きましよう。

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(続く)

DV-7使いこなしの秘訣

操作中心に展開した基本シリーズ、使い方中心の完全理解シリーズ、主に編集方法を扱った中級シリーズ、それらの統合仕方を解説したのが今回の「秘訣」です。収録は1時間以上になりましたが、冗長な部分を編集して最終50分となりました。簡単なテロップを入れたあと、画面関係の画像を入れています。

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これまでなかなか始められなかった方、はじめても続かなかった方はもちろん使っていてさらにと思う方への勘所5つを中心に、役立つポイントを紹介します。今回は内容を1週間ねりましたので完成まであと少し、解り易い映像で仕上げましょう。

吉祥寺も雪

7~8cmというところだったでしょうか。雪質は大変水っぽい状態でした。

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途中で雨になり、夜間に凍結し、朝が心配です。

2016年1月17日 (日)

エレキット TU-HP02 レビュー スタート

昨年からブログモニター募集ありましたが、応募したところおかげさまで当選、製品が送られてまいりました。正規レビュー期間は1/18からですがすでに、いくつかのブログ詳細レビューに行きあたります。本ブログではエレキットのTUシリーズなどについては百件以上の記事がありますし、皆さんのこのブログへの訪問理由もTUシリーズの使いこなしであるところが当選の最大理由かと思います。こうした機会を与えていただいたのも読者の皆さまの訪問があってのこと、心から感謝しております。

これまでの製品と同様に継続的なレビューを行って参りますのでお付き合いください。

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以前から興味を持っていた、真空管を搭載しない初のTUシリーズのアンプです。メーカーさんがそこに込めた思い、そして技術、そこに肉薄できればと思います。たとえばTU-HP01やTU-882などハイブリッドや純粋な真空管方式のヘッドホンアンプを持つメーカーさんが満を持して出してきた製品です。エレキットではすでにTU-8200などでもヘッドホンアンプを搭載するなど、ヘッドホンオーディオ分野に注目した製品展開をしてきています。

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 あたりさわりのない一次使用レポートではもったいない・・・長期&ホームページ連携でいろいろといじってレポートして行きたいと思います。オーディオ製品ではその製品の純粋な性能機能はもちろん、使用者側の使いこなしや取り組み考え方が製品に合うかというところがとても大切だと思います。それだけに製品の良さを引き出せるかというのがあると思います。

ということで本番スタートは明日から、ご期待ください。

ご参考)「最近のオーディオ工作」から

http://mtomisan.my.coocan.jp/page122.html

DV-7使いこなしの秘訣DVD制作

1週間企画を練って制作に入りました。

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今回は入門から熟達者まで、知っておいていただきたい内容です。

2016年1月16日 (土)

旧友来訪

小さいころからの友人から毎年年賀状を貰っていたのですが、今年は転居など新しい情報があって早速合うことにしました。

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せっかくですので、先日実家の物置から出てきたオープンテープをCD化してプレゼントしました。大学の学園祭でクラブ活動で使ったテープですが、友人が当時レコードデビューしていて、その宣伝に番組取材をしたもの。曲は動画サイトで聴ける昨今ですが、曲やグループなどのことなど懐かしいおしゃべりが40年ぶりに蘇ります。

2016年1月15日 (金)

ワイアードカフェの平日ランチ

アトレ吉祥寺の西側にありますので、自分の家からは近く、何かと便利です。

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チキン南蛮ボール。平日メニューですが、ドリンク付き。大盛り追加サービスは魅力。

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厚切りベーコンと3種きのこのぺペロンチーノもドリンク付きで、ピリッと唐辛子が効き、じゃこがぱりぱりで美味しい。レモンをしぼってさわやかです。

平日ランチに日替わり、バラエティーも楽しいです。

2016年1月14日 (木)

母通院つきそい

吉祥寺から西国分寺の病院まで母の通院に毎月つきそっています。目の難病で白杖を持っての母ですが一昨年転倒することが多くなり、外出には必ず家族が手を取ることになりました。

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正月明け、病院の庭も大変綺麗で、風もなくおだやかで年頭にあたり、無事通院ができました。途中、席を譲っていただいたりで、最近は世の中も心配りが行き届くようになった・・・と思うのはたまたまその時のサンプリングなのでしょうか。白杖の意味なども、ご存じはないはずはないのでしょうが歩道を走る自転車や最近特に大型で街に多くなったベビーカー、キャリングバックを引く方々にはどうも見えないようです。やはり油断なく、手を取るものの注意が大切です。帰ってきて、ほっと安心する瞬間です。

2016年1月13日 (水)

ホームページ「懐かしの宝箱」開設10年

早いもので10年です。

懐かしものから始まったサイトですが、今ではいろいろを掲載しています。

http://mtomisan.my.coocan.jp/

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いろいろと増設していったのですが、定年退職して、拡張見直しに時間を充てたいと思い、1年がたってしまいました。10年を迎えて、また心あらたに頑張って行きたいと思います。

井の頭公園のかいぼり

弁天池のかいぼりの報告はしましたが、お茶ノ水池もかいぼりがはじまっていました。

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このところ年末年始と公園には来ていなかったので。

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ボート池もはじまって、ボートが打ち上げられていました。

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以前と違って、重機も入って、公園の雰囲気も大きく変わっています。

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2016年1月12日 (火)

新しいプロジェクト

原稿の貯金はありますが、先行して進めています。

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このあたりは昔やったことがあるところですが、今回はその後解ったところを盛り込んで整理したいと思います。このところ打楽器系をやっていますのでその流れです。

2016年1月11日 (月)

オーディオの楽しみを感ずること

このブログには日々いろいろな話題がありますが、アクセス数が断然多いのがオーディオ関連です。オーディオには音にこだわり自身の機器をレベルアップして行く楽しみがもちろんあるのですが、そこで終わりにすることはないと思います。音に実際に触れ、変わって行く不思議やその仕組み、過去からの諸先輩たちの苦労や知恵などを知ることができるのもやはりオーディオゆえの楽しみと思います。アーティストが奏でサウンドエンジニアたちが込めた思いを引き出すのもオーディオの支えがあってこそ、そこに自身の小さな世界や満足で終わらないオーディオの楽しみがあると思います。

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自作したオーディオ機器で好きな音楽を鳴らすことができる方々には説明はいらないことかもしれませんが、たとえ設計や製作ができなくとも、オーディオ機器の選択や組み合わせ、チューニングで音が変わり、それにより音楽として伝わるものや自身の感激も変わってくることを感じている方々であればオーディオの奥深さを感じていただけるのではないのでしょうか。

 ブログで展開しているいろいろ1つ1つは賛同していただこうということではなく、何かオーディオについて考えたり感じていただくことになれば幸せです。

 もちろん、自分で作れたり、いじれたりすることはそれだけで楽しいことですが、何のために何をめざしてという自分の内なるオーディオが見えてくると、オーディオの楽しみは確固たるものなってくると思います。それを求めるために、作ったり、いじったりする、積極的なオーディオへのチャレンジは意味のあることなのかもしれません。

 もともと音楽や音が好きでオーディオに興味を持ち、もとは仕事としてオーディオを極めると志ながら、仕事として電子楽器を作り音づくりすることで音楽やオーディオに関わった経験は、純粋にオーディオ1本で来た方とは少し違うのかもしれませんが、オーディオを考える上でも貴重な体験をさせて貰ったと思っています。

最近のオーディオ工作から

http://mtomisan.my.coocan.jp/page122.html

2016年1月10日 (日)

ヘッドホンアンプのOPアンプ挿し替え

OPアンプの挿し替えで音が変わることは知られていますが、ピン接続が同じ必要があります。

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しかし8pinDIPタイプでない小型の面実装タイプもへ変換基板を付けるという対応があります。

2016年1月 9日 (土)

オーディオ系の整備 ソース切り替えバックアップ

お正月は製作と原稿をやりながらやっていました。前後していますがホローすることにしています。

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オーディオセレクタは試聴系のソース選択でCD,アナログレコード、チューナー、オープンテープ、ハイレゾ音源が選択できます。さらにエフェクターがインサートできるようにもなっています。この系統はパッチ化しているので試作実験にも対応できます。

これでもソース入力は足りないので、後は抜き差しで対応となります。

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これで各種メディアにも対応しています。

またこれらのソースを別選択でPCへのデジタイズに送れます。

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オーディオインターエースは編集用のEC-1兼用です。

EC-1出力のオーディオもシステムに接続されています。

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デジタイズ系はテープやアナログレコードをあまりこすりたくない・・・ということもありますが、取り込んで加工という目的もあります。オープンデッキは各種所有していましたが、現在、自分で修理して全開で動作する19/38cm4trのデッキだけですので、9.5cm/S、4.75cm/Sで録音されたテープは19cm/sで再生してPCに取り込み、ソフトで速度を変更するという方法で対応しています。しかしこの考え方はアナログ時代からある方法で、50年ほど前76cmの再生機が使えない時は38cm再生を19cmでダビング録音して38cmで再生したという放送関係の方からお話を先日お聞きしました。

ホームページのオーディオ掲載です。

http://mtomisan.my.coocan.jp/page016.html

DV-7研究2016年1月号リリース

3連休にかかってしまいましたが、編集を終え、いつもの作業で

本日夕方完成しましたので全国でお待ちの皆さまに発送させていただきました。

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到着までもうしばらくお待ちください。

お待ちの皆さんには、ちょっと遅い新年のご挨拶になりますが、本年もよろしくお願いします。

ハイレゾと真空管アンプ

昨年末、銀座にあるメーカーの試聴室で2000万円のオーディオシステムの音をハイレゾで聴いてみて、自宅でも同じデータを再生してみて感ずるところがありました。

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自宅のメインのシステムは大型のスピーカーでそれなりのシステムですが、小型・中型のスピーカーを鳴らしている工房では、超低域は出ないにしてもそれなりの音を出すということも挑戦していい課題だと思ってます。

 制限があるからこそ究極の0を追いこむ必要もない訳です。思うのは鳴らす側のサウンドポリシーと知恵勝負といのもあって、それはオーディオの楽しさ、ベストを選んで果たしてベストの音が出るのか・・・追いこんでそっから出るのは冷え冷えとした無味乾燥なものという経験は寒々しくもあります。

 真空管アンプの利点はかねてより言われるところですが、

楽器設計というオーディオより前の音楽の段階を経験したことは

オーディオでも良い勉強になった思います。

そんなところで思うとハイレゾと真空管という対極に組み合わせは

なかなか面白いと思います。

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2016年1月 8日 (金)

システムとオーディオ

昨年高額のオーディオ機器の音を聴いてみて、システムのまとめ方の大切さを感じました。

特にスピーカーは部屋の制約もありますので、考え方とらえかたは重要と思います。

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自分の場合、電子楽器の製作や電子回路の検証を行う工房では大型スピーカの設置は難しいので、フルレンジ、2way、3wayの小型タイプです。セレクタで5スピーカの切り替えで新年の配線チェックをしました。

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特に、音の定位はフルレンジは優位ですし、小型でもレンジの広いものも欲しいと欲張りますがそれぞれ目的があります。また一般評価としてメーカー製のものとしてJBL4312Mを入れています。以前はパイオニアのPE101も使っていましたが、今は母のマンションで300Bのシングルアンプとでシステムが組まれ、妻のお花のレッスン時のBGMで使用しています。アンプはエレキットのTUシリーズはフォステクスのスピーカーはマッチするものが多く、小型ながらFE-103Solなどはなかなか良い音を出してくれます。

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隣の自室のメインシステムは長年チューニングしてきたアルティックの416-8Bの38cmウーファーをベースにJBLのユニットで組んだ4WayでFETのDCアンプのマルチアンプで駆動、夜間は中音域で使っているLE8Tをフルレンジで2A3のシングルアンプで鳴らしています。
このほか年末にCDプレーヤを更新したお花の第2お稽古部屋のシステムがあります。こちらはさらに小型で8~10cmのフルレンジスピーカのシステムで年末に切り替えチェックを済ませたばかりです。

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こちらも、トラ技発表のグライコで補正されて、新年から快音を放っております。

現行システム関連のホームページ掲載です。

http://mtomisan.my.coocan.jp/page016.html

トランジスタ技術2016年2月号

連載執筆の見本誌到着。今回は10頁、アナログリズム音源&シーケンサ。7月のオフ会では一番評価の高かったアイテムでしたが、その後シーケンス部分を追加製作し、簡単なプログラマブルのリズムマシンに仕上げています。

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連載も6回目で、電気知識だけでない電子楽器らしい誌面になってきました。

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7月の特集でかなり幅のある12アイテムを掲載しましたが、その後の8月からの連載ではモジュレーション系(フランジャー、フェイザー、トレモロ)、フィルター系(グライコ、パライコ)と来て、このあたりからリズム・パーカションものに来たということになります。

月刊DV-7研究2016年1月号制作

今月も始まりました。年も改まり、気持ちも新たなスタートです。

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この1カ月でいただいたご質問や、札幌でセミナーの報告など、内容盛り沢山になりました。正味39分、またこのところいただいたご意見や気付いたところなどを反映してみました。また1年よろしくお願いします。

2016年1月 7日 (木)

自作ヘッドホンアンプ

あらためて見てみると自作したものが結構ありました。

上から、JRC4556を使ったもので外部へ電源出力ができますl

原稿用にOPアンプ+バッファでまとめたもの(楽器特集連載で未発表)

透明の食品ケースはJRC製ICを使用した秋月入手の

LED付きでまとめたもの、このほか基板状態のものがいくつかあります。

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最近IC利用で簡単にできますが、まとめ方も工夫で、実用的にまとめる必要がありますね。そのあたりメーカー製が参考になります。

ヘッドホン、ヘッドホンアンプ関連のホームページの記事をどうぞ

http://mtomisan.my.coocan.jp/newpage4.html

吉祥寺ワイヤード・カフェの平日ランチ

アトレ吉祥寺2F西側にあるお店です。実は自宅から近いのでとても便利

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ねきトロおん玉ボール

のりの佃煮が決め手。

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ランチメニューはいろいろ代わりますが

ドリンク付きで1000円を少し割るくらいです。

さて月刊リリースの10日に近くなってきましたので、企画を練っております。

ご期待ください。本年もがんばります。

2016年1月 6日 (水)

BOSS ハンドクラッパーHC-2

原稿を入れて、修正追加もして、時間ができたので、オリジナルの実物を見てみることにしました。本当のオリジナルはご存じTR-808ですが。

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こちらはセンサー付きでたたけてダイナミックスも付く、また音色のパラメータもあってというところです。今回製作したものは3→6になっていて、いろいろな音が作れるので、あえてオリジナルへの音の合わせ込はしていません。

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前後する形となりましたが内部を開けてみました。AMDEKからもキットが出ていたことはご存じの方も多いでしょう。30年以上前の話ですね。内部は入手できないICもいくつもあってそのまま自作工作できるものではありません。

作業をしながら音楽、そしてバックアップ

オープンテープデッキを直してから、実家から持ち帰ったテープも再生できるようになりましたので、好調なうちに、未聴テープを確認しています。

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今から40年前、アナログレコードの時代ですがオープンテープでも音楽が供給されていました。

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レコードとまた違った音質で評価されていました。

こちらも関連でご覧ください。

http://mtomisan.my.coocan.jp/page051.html

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2016年始動!まずかたづけ

年越しの原稿を入れ、さらに加筆したところで、いよいよ本年のプロジェクト

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まずは部屋のかたづけです。この10カ月ほどは試作検討の連続でしたので、結構大変です。

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次へのステップのために頑張りましょう。

2016年1月 5日 (火)

TU-HP01の再試聴

2年ほど前にブログでも速報試聴レポートしました。

 http://mtomisan.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/tu-hp01-c6f2.html

その後、アウトドアでの使用はそう多くないのは、持ち運びや、衝撃で音がすることでしたが主に室内で使用しています。

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そして最近は組あわせがハイレゾ音源になったことでしょう。

ハイブリッドタイプは音痩せのないのが特徴と思っています。

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サブミニチュア管が使われており、OPアンプと組み合わせた構成で、OPアンプはソケットとなっていますので挿し替えができるのは以前報告のとおりです。

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パーツの通販で挿し替え可能なOPアンプを注文してみました。

ヘッドホンアンプの場合使用するヘッドホンで評価が変わるものもあるのですが、このアンプは音色の好みは分かれるでしょうが比較的ヘッドホンを選ばないというのが自分の思うちころです。

それにしても各種あるヘッドホンだけに、曲や音色の好みが異なるだけに試聴方法などは検討して行うことが大切だと思います。

吉祥寺 茹で上げ生パスタ

平日扱いで3品ランチが魅力のドナです。

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ホウレンソウとなす、ベーコンのトマトパスタ

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バター醤油のパスタ。L(30%増し)もMと同じ価格というのも嬉しいですね。

サラダ、ミニスープ、ドリンクの中から2つ選べます。平日だけのサービスメニューです。

2016年1月 4日 (月)

ヘッドホンアンプ考

年末年始の片づけでヘッドホンアンプ関連のシステムアップです。

長年オーディオという趣味をやっていると、ヘッドホンほど地位を高めたアイテムは他に少ないように思います。1960年代なら、深夜でも大音量で聴けるスピーカーの代用的な性格が強かったですし、1970年代はステレオセットを買ったときの付属サービス品であった・・・と思うのは同世代の方かもしれません。この頃はヘッドホンの専用アンプにはあまり頭になかった時代だったと思いますが、自分はDCアンプはヘッドホンアンプから作った記憶があります。

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ヘッドホンアンプを意識したのはスタックスのコンデンサタイプのヘッドホンが専用アダプターが必要で、それが1つのアンプとして構成される機種も出てきてイヤースピーカ独自の世界とヘッドホンアンプとしての在り方を感じたのは1970年代でした。1980年代以降の製品ですが下2台がSTAXのヘッドホンアンプ(アダプタ)で下は真空管がつかわれているモデルです。

そういう意味では汎用でありますが、独立したヘッドホン専用のアンプであるエレキットのTU-882は大変面白みのある製品でしかも真空管構成です。(下から3番目)

一番上は電子パーツの販売で有名な秋月電子のヘッドホンキットです。右に挟まっているのは自作設計のバランスタイプのヘッドホンアンプです。

ヘッドホン、ヘッドホンアンプ関連の記事をどうぞ

http://mtomisan.my.coocan.jp/newpage4.html

2016新年原稿まとめ

今回はハンドクラップの音色まとめから6ポッドという多彩な音づくりができるモデルの製作です。

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部屋の響きはもちろん、

人数と揃い方たたき方、手のひらの形と大きさなんかも音がかわる要素で

6ボリウムになってます。本日朝から1日やって

原稿もとりあえず規定量に近づきました。

あとは波形や外形写真測定、そして回路図などのチェックまとめあと1日。

2016年1月 3日 (日)

ヘッドホンオーディオ

ヘッドホン販売を主体とする販売店からのメルマガがよく来るのですが、読むとメーカーも価格帯も大変広くなってきているようです。

ヘッドホンという製品の特性から一度手に馴染んでしまうと、そういろいろと物色したりはしないので、こうした宣伝はある程度必要なのかもしれません。アナログ時代のカートリッジがそうであったように、手軽に音色をたのしめる・・・という価格帯ばかりでないのが最近のヘッドホンであったりします。

自分の使う電気パーツショップでもヘッドホンあたりからオーディオをはじめていたりするのです。

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ヘッドホンの場合、音色、使い勝手はタイプによって大きく違うので、これ1つでなくても良いアイテムでもあります。一方で使用目的によってもチョイスはあるので、選ぶ楽しさはありますね。自分は録音のモニターから音楽鑑賞まで使い分け以上にヘッドホンが増えてしまいましたが、それぞれの機種に音色や使い方もあって使い分けています。個性派もありますが、自作のヘッドホンもあり、一方CD900のようなよくみかけるものもあります。

以外に見落としがちですが、ヘッドホンアンプもヘッドホンにとって大切なものです。

ホームページの関連記事もご覧ください

http://mtomisan.my.coocan.jp/newpage4.html

2016年1月 2日 (土)

本年もよろしくお願いします

昨年は退職後の棚卸から、昔の執筆の関係から特集・連載のお話をいただいたり、前職で担当した製品のDVDをださせていただいたことで忙しい1年でした。おかげさまでそれが続き忙しい年末年始でもありますが、昨年末はじめてのエフェクタ製作セミナーや久々の出張セミナーをさせていただくなど新たな展開ができましたことは皆さまのご支援・ご協力があってのことで深く感謝致します。本年はさらに磨きをかけ進めて参りますのでよろしくお願いします。

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オーディオや模型などまだ十分に手のまわらないところもありますが、本年はバランスをとってがんばりたいと思います。

初、吉祥寺千年葡萄屋

初詣の帰りは毎週行く千年葡萄屋へ行くのが毎年恒例となってきました。

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お正月ということもあっていつもより空いていましたが、ご夫婦づれが目立ちました。

ステーキメニューにかわってデミソース煮のビーフとなってました。

2016初詣 武蔵野八幡

我が家では2日ですが初詣に行きます。

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毎年、少しづつお宮の中が整備されて行くの気付きます。

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こちらは本殿わきですが、ただい武蔵野吉祥七福神ということでのぼりが出ています。

大国天になるようです。このイベント?はお宮で運営されているもので、商工会議所のスタッフがお正月だけやってます。

姪たちは井の頭弁天様へ行ったようですが、この武蔵野八幡には井の頭弁財天への道しるべがあります。

オーディオの楽しみ

オーディオには、特性や性能、音楽や好みなどいろいろな軸があると思いますが、時間という軸もあるのが楽しいところです。

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昨年入手したカートリッジで聴いてみました。こちらはシュアーにV-15タイプ4

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一番直近に入手したのはオルトフォンのSPUです。

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アナログレコードで楽しかったのは、音楽や好みに合わせて、

カートリッジを交換できたこともその1つでした。いろいろな音のキャラクタがあり、楽しめます。今音の出る状態のもので20機種はあるでしょうか。

最近はアナログディスクブームで、昔のカートリッジも高価で入手しにくかったりします。

このあたりもオーディオが時間軸によって変わって行くところかもしれませんが、

アナログディスクの再生にはレコードのコンディションにあわせた針圧の調整や、機器の整備など運用するというお作法もあったり、そうしたところに趣味としての喜びがあったりする訳です。

プレーヤ系は自分でセレクタを作り、どちらのアームをどのアンプで使うをセレクトできるようにしています。オーディオテクニカのアームはJ字型ですが、放送局でも使われたタイプでがっちりしたもので、主にMC型のカートリッジを付けています。そのためMC型用のトランスを接続(バイパスもできる)しました。

もう一方はグレースの軽量アームですが、S字タイプでテクニカ同様ロングアームですが、こちらが凄く長く見えるのはテイパードタイプのパイプで細身にできているからでしょう。ハイコンプライアンスタイプのカートリッジが得意なように思います。

この2本で使い分けますが、かけるレコードを決めたら、カートリッジを2本選ぶ楽しみがあります。

ホームページのアナログ関連、カットリッジ関連掲載です。

http://mtomisan.my.coocan.jp/newpage1.html

2016年1月 1日 (金)

元日の試作検討

すでにTR-808の回路を原型に電源を±12Vとした回路は11月に検証済みでしたが、AMDEKのHC-100、BOSSのHC-2のように9V電源で動くことは運用上便利です。ということで、元日まで年を越して回路解析も出来、音も出たの調整して行くとこれ1つというのは難しく。やはり音づくりができた方が良いということになりケースを加工、基板を収納しました。

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6ポッドとなり、1つはタッチセンスなので、ハンドクラップの音色加工は5ボリウムとなり、シンセサイザ(電圧制御ではありませんが)風になってきました。後は各パラーメータの可変範囲と音づくりの関係のアレンジとなります。

続きを読む "元日の試作検討" »

2016年元日の行事

年越しの試作中も粛々と新年の行事は進行しております。

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姪たちがお年玉を貰いにおばあちゃんのマンションにやってきました。

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それが終わると恒例の富士山の撮影

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夕方は初調理でサラダを作りました。真ん中は年越しの塩トマト

その下は年末に八百銀で買った10円のブロッコリー

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夕方の富士山

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ということで2016年元日でした。

DENON ライブコンサート

実家から出てきたオープンテープ。FMのエアチェックが多いのですが年代を特定できたものは少ないです。これは「やまがたすみことムーンライダーズ」のスタジオライブ放送で、やまがたすみこが前年(10月)成人を迎えたと言っているので1977年、その日、雪が降ったことから1月の9日か23日ということになります。古いものですがFMのライブのオープンエアチェックですので今聞いても良い音がしてくれます。今聞いてもやまがたすみこの高い声が澄んで綺麗です。

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その録音の少し前には矢野顕子の初期ライブが録音されていました。

試作検討で年越し~昨年の反省

12月の新刊を20日出して10日近く進んでいなかったので。回路規模も少し大きくなってきました。今回は既存回路をベースに。概略動作も解りましたのでアレンジ中です。

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正月休み返上となっていますが、これも昨年のトラ技8月号特集を80頁ほど書いたことがきっかけです。もともと連載は昨年の春からの予定で一昨年の冬用意したのですが、これが却下され、内容は電子楽器にシフトして1回目を書いたところで、夏の特集に一気の出すことになったもので当初作りすぎたもののでしたが、追加執筆を行うことにことになったものです。

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正月のオーディオ整備 測定系

電気系については、アナログのオシロスコープに加え、パソコンにUSB接続のデジタルオシロ、歪率計、オシレータ、ミリボルトメータが接続されています。

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音響系はサウンドレベルメータとバースト波やワーブルトーンの出せるオシレータ
を使っています。電子楽器系便利なのはファンジェネですが秋月製キットの組み立てです。

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PCで取り込んでの波形やFFT分析などもなかなか有効な手段です。

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オーディオの場合、測定が全てではありませんが、これも使い方次第、感覚との関係でしょう

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